[感想] 「2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート」長谷川和廣著 - 読書の花道。

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[感想] 「2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート」長谷川和廣著 はてなブックマークに追加

新刊ラジオで凄く興味が湧いた本を読んでみました。

それがこちら。

2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート
(2009/07/07)
長谷川 和廣

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この長谷川と言う人、27歳の頃から40年間色んな気付きをノートに取っているのですって。

てことは、今67歳?

文体からは全く想像出来ないほどエネルギッシュで、包容力のある言い回しがステキです!


で、これまで認めてきたノートの数は200冊にも及びますと。

その中から、厳選した142個の内容を紹介したのがこの本です。

ちなみに、このノートは、「おやっ!」って思った事を書くノートだから「OYATTO NOTE(おやっとノート)」と読んでいるそうです。

では読んでみた感想を。

この本は、1テーマが1ページに収まっていて、いつでもお手軽に読めます。

しかも、その内容がすごくわかりやすくて、ろぐすけでも理解できました。

実際、ろぐすけはこの本を1時間ほどで読了してます。

それほど分かりやすいって事ですね。


次に、この本の内容について。

本の内容は、これまで2000社あまりの赤字の会社の再建を手がけてきた、著者ならではのノウハウ本となってます。

秀逸なのは、2000社もの赤字会社を見てきただけ会って、ダメな社員とかダメな会社の共通点とか、そういうことがたくさん書かれている事です。

例えば、赤字の会社の従業員はマイナスの口癖が多いとか、行動が遅いとか、そんな事が挙げられていました。

また、著者の経営哲学なども入ってます。

なお、経営者や課長など部下を持つ人が登場する内容が多く出てきますが、普通の人もためになると思います。

ろぐすけは部下ゼロ人ですが、ためになるお話がたくさんありました。

では、そんなろぐすけがためになったと思う内容をご紹介したいと思います。

◆リーダーの心構え7か条

1.原理・原則を重視する
2.悪い情報を隠さない
3.敏速に行動する
4.会議は最小限に減らす
5.自ら仕事を作り出す
6.信賞必罰が実行できる
7.セクショナリズム(部門間が協力しあわない関係)に陥らない



◆改革を唱えることは簡単!しかし、組織に浸透させるのは至難の業

「TTP」という言葉を浸透させた。TTPとは"Tettei Tekini Pakuru!"の事です。そうつまり徹底的にパクるという事。これで利益を上げた言うのだから、使えるのでしょう。



◆負けの連鎖から逃れるためにまず廊下の真ん中を歩いてみよ!

ある赤字に苦しむ会社の従業員達は、一様に廊下の端を歩いていたそうです。
これは何をしても自信がないという現れ。
そこで、まずこの気持ちを変化させるために、廊下の真ん中を歩くように指導したそうです。



◆素直に「ありがたい」と思える心を持ち続けよ

20代の頃、上司によくこんな事をいわれたそうです。
「おまえ、"ありがたいの心"を持っていないと辛くなる一方だよ」

打合せで1時間以上待たされたとしてもこう思うんだ。
「向こうも俺たちを待たせるほど忙しいのに、時間を作ってくれたんだ。ありがたいと思っておけ」

上司のその一言でイライラした心がスーッと収まって商談もうまくいったそうな。

まさにこれは形は違えど、陽転思考の考え方です。

陽転思考とは、たった今から、自分の力だけで、人生をHAPPYにする事が可能な力のことです。

詳しくは★こちらの記事★をどうぞ。



◆営業上手はなぜか特別サービスされる。その理由とは。

著者は、初めて行くお店でも特別サービスされることがあるそうです。
社長だから、有名だから、身なりがいいから、とかそんなん関係なく、です。

また、特別こちらからお願いすることは全くしません。

それにも関わらずです。

ただ、たった一つだけ心がけていることがあるそうです。

それは、何かお願いするときに「店員さんを名前で呼ぶ」という事です。

ダメな営業マンほど、お客様と呼ぶだけでお名前を覚えることは致しません。

そこに繋がりを持たせるために是非お名前で呼ぶことを心がけましょう。




リストラ候補の営業マン

「経費削減で、営業マンのタクシー利用は全面禁止!」
こんな命令が出たとします。
すると、人は3パターンの反応を起こすそうな。

①回る件数は減っても、とりあえず電車を使って営業活動を続けるもの。

②「それじゃ仕事にならない!」と不平をいう者。

③電車に乗っていままでと同じ件数を回るためにはどうすべきか、を考えるもの。

この中で一番のリストラ候補は何番だと思います?

著者に言わせると、正解は①なのだそうです。

ろぐすけは、文句ばっか言う②かと思ったのですが、①なんですって。

その理由は、「移動に時間がかかる分、実働時間が減るのは当然」というバイトのような発想で仕事をしていると思われる。

②は不平が多いのは問題だけど、現状の営業件数を守る前提で、「そんなんムリー」って言っている分、まだ救えると。





◆企画書はA4の紙一枚で!

良い企画書は以下の内容をA4一枚の紙一枚で提出出来る人の事ですって。
①問題点の提示
②問題についての情報の分析
③最重要の問題点の提示
④問題解決のための目標の設定
⑤目標を達成するための戦略
⑥戦略を遂行するための具体的な行動



◆ビジネス思考でカメがウサギに勝つ方法を考えなさい

法律違反せずにどうやったらカメがウサギに勝てると思います?

著者が高得点を上げたくなる答えは次のようなものだそうです。
・川や池を横切るコースを設定してカメに有利にする。
・ウサギの寿命より長いスパンのレースにする。

これはつまり、足が遅い短所よりカメの長所を生かしたルールを見つけ出す能力がビジネスには必要なんですって。



◆自社営業を売ろうとしないトップ営業マン

「営業トークとは自社製品を売り込むこと」という考えの中で不思議なトップ営業マンに出会ったそうです。
その営業マンは、相手の営業戦略をサポートする情報を与えるだけで、自社製品の売り込みは一切しないのだそうです。

そこで著者が「まず利益を提供してい恩を売り、いざという時に回収するわけですね?」と聞いたらこんな答えが返ってきたそうです。

「情報提供も自社製品を買ってもらうのも、結局はお客様の会社を成長させること。今日は先方の営業戦略に役立つ情報があったからその話をしただけだ。同じ方向を歩いていれば、自社製品がお客様の利益につながるような時は必ず買ってくれる」


と。



◆上に政策あり 下に対策あり

中国の言い回しだそうです。
施政者がころころ変わるかの国では、上の打ち出す政策が変わっても正面きって反発せずに、上手にごまかしながら自分たちのやり方を押し通すことなのだそうです。

変な上司が変なことを言ってきても、それを上手に受け流し、自分たちのやり方で結果を出す。

注意しないといけないのは、必ず結果を出すこと。
結果を出さないと、ただの反抗に見えるので。



◆アマチュアは問題を複雑にし プロは問題をシンプルにする

日産の再建に尽力したゴーン氏の言葉。

問題をシンプルにすると現場の混乱が少ない。
また、個人個人の決断が早くなる。
「経費削減!」と言われたら、各自がその指針に従い行動できる。

アマチュアはこういう時、「3キロ以内はタクシーを使わず、1時間に2回しか来ない場合は使っても良い」という変に複雑化するので何が重要なのかがぼやけてしまう。



◆自分の部下を見てたるんでいると感じたら 自分がたるんでいる証拠!

2000社の赤字企業を再建する過程で、とても面白い法則に気づいたそうです。
例えば社長がださしない会社はNo.2、No.3も決まってだらしないのですって。

ところがトップが交代すると、不思議と生き生きと働き出す。
どうも、役員クラスがダメと言うケースは、本人の問題より、その上の社長の影響のそうなのだそうです。

これを各部署で当てはめて見てみると、やっぱりリーダーが手抜きをするセクションは部下たちも無意識の内に手抜きをするようになるのですって。
だから、部下がたるんでいたら自分がたるんでいるという事の裏返し、そうつまり、「鏡の法則」と言うことなので気を付けましょうと言うことなのです。



◆ルール違反はダメよ

「大西マジック」と呼ばれる名采配で有名だった、元早稲田大学のラクビー部監督 故大西鉄之介監督は、営業ドリンクに頼る選手を決して重用しなかったといいます。
その理由は、「最後のところで反則を犯してしまうから」なのだとか。

ドーピングにもひっかからないような栄養ドリンクでも、それに頼るハートの弱さは、土壇場で必ず安易な行動を引き起こす要因となる。
そして、その行動は結局、他のメンバーを裏切ることになるのだそうです。



◆倒産の兆候

著者曰く以下のよう事があると倒産の兆候なのだそうです。
・経営者がほとんど会社にいない
・支払いが現金から手形に変わる
・社長の名刺に本業以外の肩書きがたくさんついている
・社長が会社を複数持ってたり、ビジネス経験の少ない2代目だったりする
・トイレが汚い



◆ゼロベース予算管理

カーター元米大統領が考案した手法で、予算案を前年ベースで考えるのをやめて、1から各部門に予算を割り当てること。
これにより、予算確保のためだけのムダ使いが減るだけでなく、必要なものにはきちんとおさんを付けるわけですから売上に影響を及ぼしません。
著者が手がけた、50億円の赤字を抱えていた会社「ニコン・エシロール」でこの手法を実行した結果、製造部門では20%、営業・一般部門で30%のコスト削減に成功したそうな。



◆お客様は営業マンの態度で最後の決断を下す

性急なトークでお客様を「処理」していくと、お客様のほうでは、あとから騙されたような気がしてくるもの。
決してリピータにはなりませぬ。
逆に誠心誠意で接しればその時は買わなくても次に声をかけてくれるものです。



◆著者が習慣化していること

著者が、40代後半になった時、体の衰えを感じたそうです。
そこで、これじゃいかんと以下の3つを習慣にしました。

・読み書き、計算をひんぱんにやる
・積極的に人とコミュニケーションをとる
・手や指を使って何かを作り出す

これらは、大脳の前頭前野を鍛え、集中力や判断力の低下や脳の老化を防ぐそうです。

忘れてはならないのはこれ。
①下半身の運動
②大腰筋と腹筋を鍛える運動
③おしりの筋肉を鍛える運動

これをしっかりしておくことで、将来の転倒や骨折を防ぐことができるそうです。


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