[感想]「不透明な時代を見抜く『統計思考力』」神永正博著 - 読書の花道。

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[感想]「不透明な時代を見抜く『統計思考力』」神永正博著 はてなブックマークに追加

不透明な時代を見抜く「統計思考力」不透明な時代を見抜く「統計思考力」
(2009/04/15)
神永 正博

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本の紹介
 ̄ ̄ ̄ ̄

サブタイトルの「小泉改革は格差を拡大したのか?」のような社会問題を、実際に統計思考(=データ分析)によって本当のところはどうなのか、といったことが細かく分かりやすく解説された本です。

データ分析するにあたり、いろいろと専門用語が出てきます。
そのため基礎→中級→上級という流れで段階を経て理解できるような内容になっていました。

本書の「はじめに」に各章について簡単に解説されていましたので、そちらをご紹介します。

基礎編 データを見る

何よりもまず、元データにあたることの大切さを示しました。
一般的に言われていることが、データを見てみると、必ずしも正しくないことに驚かされることと思います。



中級編 データを読む

データを使った分析方法のうち、皆さんにも馴染みが深い、正規分布や偏差値などをとりあげます。そもそも、その数値の示す意味が曖昧だと、正しくデータをとらえることができないからです。それがわかると、今まで思っていたのとは現実が違って見えてくることと思います。



上級編 データを利用する

第1章と第2章で知った知識をもとに、さまざまなデータから、どんな未来が予測できるか、自分で考える方法を紹介しました。



この本を読もうと思ったきっかけ
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小飼弾さんが絶賛していたからです。
その動画はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=w1P6g0HDrxs

統計思考力ってどんなものかその片鱗に触れてみようと思いました。

感想
 ̄ ̄

色んなテーマを取り扱っています。
・小泉改革は格差を拡大したのか?
・若者の読書離れは本当か?
・連続する事件や事故に関連性があるのか?

しかし、その結論がいったいなんなのか、ぼんやりして分かりにくかったと思いました。
よく見れば分かるのですけど、結局著者が言いたかったことが何なのかどうなのか。

データ分析方法を教えることがテーマだからなのかな。

ただですね、この本を読んですぐにデータ分析できるかと言うとそうでもないです。
ちなみな、ろぐすけは習得できたノウハウは無しです。ウフフ。

誰かに教えてあげたくなる情報
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<バイオエタノールが地球を救う?>
トウモロコシから作る燃料、バイオエタノールについて苦言を呈していました。

バイオエタノールは二酸化炭素などの温室効果ガスの排出が少ないとされています。
それは、以下の表の(d)があるからです。
温室効果ガスの放出量

(a)原料の生産プロセス
(b)原料を燃料に変えるプロセス
(c)燃料を燃やすプロセス
(d)大気中の二酸化炭素の吸収過程

バイオエタノールを作ると(d)のところで大幅に二酸化炭素を減らすことができるのです。

しかしこの計算には一個抜けてるものがあると、サーチンがーという人が言いました。
サーチンがーは、この(a)~(d)に加え「土地の転用を入れるべきだ」と指摘したのです。

その理由は、コーンエタノールが流行ったらトウモロコシ畑に転用する農家の人が増えるからなのだそうです。転用する人が増えるとその分、温室効果ガスが排出されるやんけ、というのがサーチンの言い分です。

で、その「土地の転用」をいれるとこんな表になるそうです。
温室効果ガスの放出量2

めちゃめちゃ増えました。

そう言えば、最近バイオエタノール聞かないなぁ・・・。

<勉強が好きなら成績もいい?>
成績の良い子は勉強好きとか思いますよね。
でも実際は違うそうです。

TIMSSという国際数学・理科教育調査機関があります。
この機関の調査で、数学は楽しいか?と聞いたそうです。
すると、「強く思う」と「そう思う」という答えの割合が高い国は、点数が低い国に多く見られたそうです。

逆に、「強く思う」と「そう思う」という答えの割合が低い国は、日本を含む点数の高い国に多く見られたそうです。

つまり、数学の点数が高い人はみんな数学好きとは限らないということになります。

参考までに情報源は以下のリンクにあります。
■2003年度のTIMSS結果

■2007年度のTIMSS結果

<生産年齢人口の減少>
生産年齢人口とは、十五歳から六十四歳までの人口のことで、だいたいこの年齢の人が生産性のある仕事をするだろうというざっくりとした人工のことです。

で、この生産人口って今8000万人くらいなのだそうですが、これからだんだん減っていくとありまいた。

その人数、およそ66万人

年間66万人の生産者が減っていくそうです。

この人数は、これから戦争などで大量の人が死ぬとか、外国人を大量に移民させない限り、変わらず減っていくそうです。

この人数には驚愕っす。

ちなみに、2050年になるとこんな数字になります。
人口    :一億人くらい
生産年齢人口:6000万人くらい
65歳以上  :4000万人くらい

外国人参政権は、この生産年齢人口の補充のために必要なのかな。

<七五三の背景>
1920 年ごろの乳児死亡率は16.57%だそうです。
これは、1000人の子供の内165人が一歳を迎えずに、亡くなってしまうということになります。

てすから、3歳、5歳、7歳で祝う七五三は、よくぞ立派に育ちました、という昔の事情から生まれたイベントだとありました。

なるほど。歴史がありますなー。

<中国の次>
2025年ごろインドが中国の人口を抜くのですって。
その頃の人口は14億人。
2050年は18億人もの人口になるそうです。

中国の人口は2030年ごろを境に減少に転じます。
これは一人っ子政策のため。
一家に一人しか子供を産んではいけませんという政策のことですね。

<人口に見る経済成長>
人口オーナスと人口ボーナスという考え方があります。
人口ボーナスとは、労働人口が老人より多い状態で、高度経済成長を支えます。
人口オーラスとは、労働人口も子供も少なくて、老人が多い状態です。今の日本のような状態ですね。

この人口ボーナスの期間をみて見ると、こんな感じになってました。

日本 :1950年~1990年
中国 :1965年~2015年
インド:1970年~2035年

日本の人口ボーナス期間を見ると、まさに高度経済成長からバブル崩壊までを表してますね!

てことは、中国は2015年までって事かな?

不思議なのが、インドってこんなにも人口が多いのに、進出したとかあんまり聞かないよね。
なんでたろう。

なるほど、遠いからなのね。輸送費かかりますな。

★★★

以上が今回の本を読んで教えたくなる情報たち君です。

これまでの本に比べて少なめだったかな。

ではでは!!
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