[感想]「竹中式マトリクス勉強法」竹中平蔵著 - 読書の花道。

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[感想]「竹中式マトリクス勉強法」竹中平蔵著 はてなブックマークに追加

竹中式マトリクス勉強法竹中式マトリクス勉強法
(2008/10)
竹中 平蔵

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本の紹介
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この本は、経済学者で元金融大臣の竹中平蔵どんが、これまでどのような方法で勉強してきたのか、その成功方法を紹介した内容です。
内容は勉強方法中心ですが、時折こんな人間になってね、というメッセージも込められてたのが印象的でした。

章立てはこんな感じ。

第1章:マトリクス勉強法とは
第2章:竹中式勉強法9の極意
第3章:竹中式記憶勉強法5の極意
第4章:竹中式英語勉強法7の極意
第5章:竹中式経済勉強法9の極意
第6章:世界に通じる勉強5の極意



まず、タイトルにあるマトリクス勉強法についてですが、これは何を勉強したいのかを知るための方法です。
こんな図。
勉強マトリクス


これに沿って、まず自分に必要な勉強がなんなのかを見極めようってことです。
で、自分に必要な勉強が決まったらもう成功したも同然。
それほど、この自分に必要なテーマを見極めるのが大変ということなのでしょう。

とういことで、ここには十分時間を掛けたら良いと思います。

例として、一般人でマトリクス勉強したらこんなんですよ、と紹介されていました。
勉強マトリクス_一般人

竹中さんのマトリクス勉強はこんな感じ。
勉強マトリクス


この本を読もうと思ったきっかけ
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経済学者の竹中さんの考え方が知りたかったからです。

この竹中平蔵という人は、前回の「経済ってこういうことだったのか会議」はかなりためになったからなー。

感想
 ̄ ̄

勉強法に関して言えば、目新しい方法はありませんでした。

ですが、古今東西の良い勉強法が簡単に集約されている感じがしたので、勉強法の入門編としては良いと思います。

それよりも、竹中平蔵さんがどんな人なのか、どんな考え方の持ち主なか、という事が分かるので、そっち方面に興味がある人には、この本はオススメです。

まとめると、勉強方法だけを知りたいと言う人は不十分だけど、竹中平蔵を知るにはちょっとヨサゲな本、という位置づけかな。

なお、著者の竹中さんは勉強法以上に勉強したいことを見つけることが非常に重要、と位置づけているのでこのマトリクス勉強法を最初に紹介されていたのは納得です。

誰かに教えたくなる情報
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第2章 竹中式勉強法9の極意

<残業するほど暇じゃない>
~その6 「時間は自分で作るもの」~から


『一般的にアメリカ人は長いバカンスを取り、余暇を楽しむ人種だと思われています。
しかし、彼らはその余暇を取るために、ときには昼食も取らずに働き、帰宅時まで集中して仕事に打ち込むことは、あまり知られていません。
彼らは”自分の休みを取るために、仕事の生産性を高める工夫は欠かさないのです(一方、悲しいことに、日本の労働者の生産性はいまや主要先進国の中で下位グループです)。』



アメリカって、職場環境や家族関係が良好でいいなー、と羨ましい時があります。
ですが、その影では必死になって余暇を作るための努力をしているのですね。

<愛車は日産サニー>
~その8 「自分のためにおおいに金を使おう」~から


金持ちのイメージがある竹中平蔵さん、実は愛車は日産サニーなのだそうです。
あまり物欲が少ないのですって。
でも、マンションは良いところに住んでるらしく、BMWとかベンツなど高級車の見本市のようなところに日産サニーを駐車しているとありましたので。
車以外の住にはお金を掛けていると見ましたよ。

とにかく買うことが快感になる買い物はダメなのだそうです。
若いうちは自分に投資して、シニアになったら誰かに投資する、そういうライフスタイルになったら、ステキやんという内容で締めくくられていました。

竹中式記憶勉強法5の極意

<中学生の時に高校3年分の勉強を終了>
~2 人より早く始めたものが勝つ~から


これをいうと嫌味かもしれませんが、私の場合、学生時代から勉強は常に先回り先回りを心がけ、
英語や数学については中学校3年生で高校3年分の勉強はすでに終わらせていました。



とんでもない人です。
そんな上昇思考どうやったら養えるのか教えてく欲しいくらいです。

どうしたらそんな考え方に辿り着くのでしょう。
大人になったとしても簡単に真似は出来ないことですね。

<1週間はなぜ日曜日からな始まるのか?>
~2 人より早く始めたものが勝つ~から


ハーバードの学生は、高い授業料のモトを取るべく、みなそれこそ24時間必死で勉強しますが、
金曜日の授業が終わったときは、1週間が終わった解放感で、みなパーティ気分になります。
しかし、浮かれていられるのはせいぜい土曜まで。日曜日になると、さっそく翌1週間の予習が始まります。
(中略)
勉強する人にとって、日曜日はまさに 1週間の始まりなのです。



そういうことだったのですね。
Googleカレンダーや手帳に、週始まりを日・月どっちにできるのか選べるのはそういった理由からなのか。

ちなみに、ろぐすけも日曜日始まり派です。
理由はないのですけど、なぜかしっくりくるので。
でも、日曜日から一週間を始めたことまったくないっすね。がっくり。


第3章:竹中式記憶勉強法5の極意

<Paraphrase(言い換え)による記憶トレーニング>
~5 人任せにせず、必ず自分でまとめよ~から


「AからBができた」という文章があったとします。
それを、「Bになる前はAだった」と言う具合に主語と述語を入れ替えるのです。
(中略)
たとえば、今日学んだことを復習するとき。
「AはBをした]という文章を「BはAによりなされた」と「Paraphrase」してみるのです。
すると、頭の中で文章が立体的に整理され、思い出すべき時、俄然出力がしやすくなります。



例えば英語。
「リンゴはApple」って覚えた場合、これをParaphraseすると「Appleはリンゴ」ってなります。
こういう感じで覚えていけば記憶しやすいですよ、ということなのかな。

第4章: 竹中式英語勉強法7の極意

<ケネディやキング牧師のスピーチを暗唱>
~暗唱で英語を頭の中に詰め込む~から


政治家のスピーチは完成度が高いそうです。
なので、これをすべて暗唱するくらいになれば、頭の中に英語が詰まっていきますし、
何より自信がつくとありました。
英語初心者はこの方法がおススメとの事です。

ちなみに、このスピーチは20~30分くらいあるので相当の覚悟が必要です。

<英語と英語の字幕で英語力UP>
~「暗唱で英語を頭の中に詰め込む」から~


竹中さんは、アメリカで耳の不自由な方向けのSTB(セットトップボックス)を使って英語を
勉強したそうです。
このSTBでは、アニメやニュースなどに英語の字幕が出るのですって。
この英語と字幕のおかげで相当英語力が上がったとありました。

てことはですよ、DVDの英語と英語の字幕でも英語力上がるって事ですよね?

ということで、英語と英語の字幕で英語力をUPさせようと思ったりしました、けど
良く考えたら英語読めないと意味ないですな。

がっくし。

第5章:竹中式経済勉強法9の極意

<野球をしたことのない人の野球解説>
~庭師の発想で考える~から

野球中継の解説者が、野球をしたことのない人だったらどう思うでしょう。
例えば、テリー伊藤とか。

W杯のサッカーの試合にて、サッカー未経験者の人が解説をしたらどう思うでしょう。
例えば、香取慎吾とか。

そうなんですよね、解説者って経験者じゃないと説得力がないのですよね。

でも、ここに例外があるのだそうです。
未経験者でも解説をしてもOKな生業があるそうです。

うーん、どこかなー。

相撲中継で解説(?)というかゲストで出ているデーモン小暮閣下かなー。

答えは、政策評論家なのだそうです。
不思議と、政策評論家の人が論じても、誰もふしぎに思わない。

竹中さんはここに違和感を覚えているそうです。

小泉改革時に起きた一連の竹中パッシングの時も、竹中さんは批判に耳を傾けていたそうです。
ですが、ほとんど参考になる批判は無かったとありました。
そういう人たちの批判は得てして代替案がないというのが共通しているそうです。

これは難しいところですね。

マスコミなどのメディアは監視する立場なので政策を批判することが仕事です。多分。

そのため過去の政策に関わった人はほとんど悪いイメージがあるのじゃないかな。

だから、そういう人を評論家や解説者として出してもやっぱり説得力が無いのですね。

ですから、そういった悪いイメージがなくてテレビ向けの人とかが、目立っちゃうのでしょう。

唯一、我らが池上彰大提督だけが論じてもOKです。

<3つの批判パターン>
竹中パッシングの時、色んな批判を見てきた竹中さんは批判を3つのパターンに分類できることを発見したそうです。

1.コントラリアン型

コントラリアン型とは、人とはいつも反対の意見を言う人のこと。
例えば、日銀が金利を上げたら、「そんなことじゃ、中小企業がダメになる」。
逆に金利を下げたら、「年金生活者が大変だ」と批判するのです。
政府が政治改革を行えば「拙速だ」、改革しなければ「遅い」と批判するなどが、その典型です。
要は、いつも人のやることなすことに異を唱えていればいいのですから、いたって簡単。



2.永遠の真理型

これは、「常識的」と言われる大人にありがち。やれ「長期的な視野に立て」だとか、やれ「相手の立場になって考えろ」といったーー「その通りです」と言わざるを得ない、「永遠の真理」ばかりを言うタイプです。
確かにご説ごもっともなのですが、「だから?」と首をかしげたくなる時もしばしばです。



3.ラベルを貼る型

いわゆる、「決めつけ」の激しいタイプです。
代表的な文句は、「竹中は市場原理主義者」だとか、「今の若者は意欲が低い」とか、「誰々は政治を分かっていない」といった具合。
つまり、誰かやなにかに何らかのレッテルを貼って、相手を問答無用にしてしまうやり方です。



第6章:世界に通じる勉強5の極意

<褒めましょう>
~聞き上手、ほめ上手になりなさい~から

叱ることで伸びるのはどんな人でしょうか。
おそらく負けず嫌いの人だと思います。
なにくそ!という気持ちで反骨精神で伸びるのですね。

では、逆に人は褒められると伸びるでしょうか。
答えは伸びます。
これはきっとすべての人間に当てはまることだと思います。

竹中さんは良いこと言ってます。

「教育の本質は「エンカレッジ」ーーつまりは勇気づけるに他なりません。
ところが、日本の場合どちらかといえば、「ディスカレッジ」ーーやる気をそぐシステムがあります。



とね。

アメリカでは、こういった褒める習慣や風習がすごくあるのですって。

日本では、小学校から親が呼び出しを食らった場合、「どんな悪いことをしでかしたんだ?」と思うでしょう。

でも、アメリカでは違うのですって。
学校からの呼出しは光栄なことで、子供を褒めてくれる場合に呼ばれるのだそうです。
その褒め方もやりすぎで、

「この地域に理数系のエリート校があるが、そこに行かせないか?」とか
「お嬢さんを、美術学校に行かす気はないのか?」

という、対して他の生徒より秀でているわけではないけれど、こうやって褒めることで本人を勘違いさせるのですね。
勘違いはいずれ揺ぎない自信に変わりますからね。

あぁ、いいなーこういうの。

まぁ、これは一部の学校だけかも知れませんし、日本でももっと良い教育システムがあるかも知れません。

でも、長年日本にいる人間なら、あるあるー!って思うのではないでしょうか。


ただ、これは文化の違いかと。

日本では、謙虚、遠慮、和を重んじる人種ですからね。
オレがオレが、という姿はあまり歓迎されません。

これはもう、日本の文化だから!という事以外説明できませんね。

もし褒めて伸ばす作戦にしたら、どうなるのかな。

みんな、オレがオレがっていう人間になるのかな。

今回はちょいと長めでしたが、結構タメになる話が読めたかと思います。

勉強法以外の情報として、竹中さんは元・小泉首相をどのように思われているのか、そちらの感想も面白かったですよ!

では、また。
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2010-08-30 19:06 │ from 幸福のゴールドサイン

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