[感想]「ロスト・チャイルド」 桂美人著 - 読書の花道。

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[感想]「ロスト・チャイルド」 桂美人著 はてなブックマークに追加

ケーブルテレビでロスト・チャイルドの書評番組をやっていたんだ。

その時は、そのような本があるなんて知らなかったので、ふーん、へーん、て思った。

そんなある日、図書館にでかけ何か面白い本がないか探してた。

すると目に止まったのがこちらの本。

ロスト・チャイルドロスト・チャイルド
(2007/07)
桂 美人

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ケーブルテレビで言えども、紹介されるくらいですからきっと面白いでしょう、と。

面白いはず。

面白くなければいけない。

そんな思いで借りたんだよね。

では感想をば。

感想


微妙な作品だと思ったよ。

当初、テロが立てこもって、それを交渉してうんたらかんたら、といったストーリーを予想してた。

だってこの本の帯にこう書いてあったから。

法医学教室の助教授・神ヒカルは、監察医務院で外国人グループの襲撃にみまわれる。次々と犠牲者が発生するなか襲撃犯のターゲットは、解剖室に運ばれた女性国際スパイ“ジュリエット”と判明、その死体にはある機密が隠されているという。さらに彼らはヒカルのことを知っていた。誰にも触れられたくない“あの忌まわしき過去”のことも…。襲撃犯の真の目的とは一体何なのか?そして、ヒカルにまつわる悲劇と驚愕の秘密とは―?いま、前人未踏の物語が、ここに疾駆する!第27回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。



でも違ったよね。

立てこもり事件は、前半のみ。

全体の八分の一くらい。

それ以降はテロを追っかける内容になってた。

まぁ、それでもOK。

以降の内容が面白ければね。

でも、途中からFBIだのアメリカのエージェントなど横文字が多くなってきたよね。

そのあたりから若干引きました。

特殊能力は?


この作品、不思議な力を持った人が登場するんだ。

その不思議な力は最初の方やんわり出てくる。

何の説明もなしに。

さすがのろぐすけもバカではないので、徐々に気づく。

あれ、何か変だよね。

不思議な力だよね。

ってな具合に。

その不思議な力は今はまだ伏線で、後半にタネあかしと事件の背景などに繋がると思ったらどうもそうじゃないなじゃない。

じゃぁいったいその特殊能力は何のために出したのか不思議に思う。

もしかして、話を無理につなげようと、不自然さをこの不思議な力で解決しようとした?

イヤイヤイヤ、まさか小説家がそんな事するはずもない。

まがりなりにも、第27回横溝正史ミステリの大賞を受信した作品である。

そんな無茶を審査員が許すはずもない。

謎である。

伏線は?


伏線といえば、この作品、ミステリー小説にありがちな伏線が少なかったように思う。

伏線って、後半に畳み掛けるように氷解していくものだけど、特になかったよね。

伏線がないと、物語を時系列に読んでいるだけになってしまう。

欲しかったなー、伏線。

専門知識いらね。


遺伝子工学や、妊娠の仕組みとか難しいところに踏み込んでいる。

そのため、少しでも油断するととたんに分からなくなる。

正直、分からなくても読み進めれるけど、それだともったいないので、何とかして理解しようとする。

でも分からぬ。

腹立つ。

つまらん。

投げ出す。

という悪循環です。

いや、一応全部読んだけどね。

小説に求めたいこと。


文字だけで表現する小説は、登場人物を極力少なくして目的を分かりやすくすることにあるとおもう。

もしくは、印象深い個性を与えるとか。

さもないと、読者が迷子になっちまいますよ。

映像を使う映画であれば視覚的に誰だか分かるし、忘れても何となく思い出せる。

でも、文字の場合はそうはいかないよね、たくさんの登場人物が出てくると憶え切れなくなってとたんに投げ出したくなっちゃう。

あれ?これろぐすけだけ?

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