[感想]「残念な人の思考法」山崎将志著 - 読書の花道。

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残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
(2010/04/09)
山崎将志

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<本の紹介>
頭は悪くないんだけど、でも仕事ができない。そんな人を残念な人と呼ぶ。

残念な人は、物事のプライオリティ(優先度)付けの成否、適否を考えない、あるいは見誤る。

ここを改善すれば能力は発揮すると言う。

そこで、残念な人にならないようにするにはどうすべきか?と言う事について著者が思うところを紹介したのがこちらの本です。

各章の概要はこんな感じ。

1章、残念な人は作られる。

残念な人を生み出してしまう昨今の経営環境について検討し、その上で残念な人に陥らないためのプライオリティの考え方を説明する。



2章、二流は掛け算で考え、一流は割り算で考える。

プライオリティ思考が出来ている強い組織を参考に、身近にあるうまく行く組織、いかない組織から学ぶ、プライオリティ思考について共有する。



3章、残念な人は「塗り絵」ができない。

組織の中の個人に焦点を当て、成果の出せる仕事のやり方とはどのようなものか、職場で使えるプライオリティづけの具体的なスキルについて考察する。



4章、機能だけを磨いても二階には上がれない。

組織も人材をプライオリティ付けしており、会社や顧客、他人は人をどのように評価しているのかを整理し、キャリアを考えるにあたってのプライオリティの考え方を明らかにする。



5章。人生を残念にしないためのプライオリティ。

前章を受けて、社会の中でプライオリティの高い人間になるために、最終的にどうするべきかについて、仕事以外の話も絡めて、日常のタイムマネジメントを決定するために必要なヒントを探っていく。



<感想>
久しぶりに書評をちょろっと。

まず、「まえがき」から自分の考えと意見が衝突する。

それは以下の文書。

『人生のプライオリティは、まず仕事である。』


なんだとぅ?
人生のプライオリティは、楽しく生きることだろう!?
読書したり、ゲームしたり、泳いだり、美味しい物を食べたり、温泉につかったり。
それを実現するための一手段として仕事があるのではなかろうかね。
あ、ちなみに、仕事=お金を得る事、ね。
さらに以下のように続く。

(中略)
家族も、趣味も、夢も、仕事が馬k廻っていることが前提で成り立つ。
さらに言えば、仕事で成功すればするほど、それらはより充実する。
(中略)
また、「仕事を優先して家庭が崩壊した例だってあるではないか」「仕事がうまくいっていなくても、家族で一緒に入れば十分幸せ」ということを言う人もいる。
しかしそれはバランスの欠如に過ぎない。
家族、趣味、夢は、仕事がうまくいってこそ得られるサブセットなのである。


あぁ、なるほど、前提がろぐすけと違いますね。
充実したより良い生活を求めている人であれば、確かに仕事の優先度は高いですね。
でも、ろぐすけのような上を目指さない、今ある枠組み(収入)のなかでどのように楽しく生きるか、ということを考えるような人間ではさほど仕事はプライオリティ高くない。

ということで、但し書きが必要。

『人生のプライオリティは仕事である。ただし、高い生活レベルを求めるならね。』


といった、仕事人間の著者さんの本です。この本は。
確かに、残念な考え方の人は結構いる。
それは非効率という言葉に置き換えれるのだけど、角が立つので残念な人と言っているのでしょうね。
ただ、こちらの本では定義が曖昧な部分が多かったと思う。
結局言いたいことは以下だと思います。
「残念な人はこんな人」
「残念にならないためにはこうすべき」

でも、話が発散しているのかな?まとまりがないからかな?よく分かりませんでした。

はっ!?まさか、よく分からない人も残念な人の部類に入るのか!?

あと、各章のタイトルもイマイチ。

「2章、二流は掛け算で考え、一流は割り算で考える」
「4章、機能だけを磨いても二階には上がれない」



この章のタイトルだけを見て、「きっとこういう事が書かれているんだろうなぁ」と連想しにくかったなぁ。

悪いことばかり書きましたが、内容はすごくよく出来ています。
著者が頭が良くて、経営者としてしっかりとした考えを持っているということが随所に伺えます。
特に、履歴書と面接の話は転職する人は良く読んだほうが良いと思いました。
ここでは、採用する側の目線で説明されているので、残念な人と、会いたいと思わせる人の基準が書かれています。

<気になった記事の紹介>
■年金記録はウルトラD以上の難度。
年金ってID管理していないそうです。
ID管理とは、国民背番号のことで、国民ひとりひとりに番号を付与するやつ。
それをしていないってことは、それ以外の情報で個人個人を管理しないといけない。
結婚したら名前が変わるでしょう。
住所や本籍も簡単に変わる。
職場も変わるから、国民年金と厚生年金が混在する。
これを1億人以上もの人で管理しているのです。
IDを付与せずに、個人を特定するキーにするには生まれてから不変な情報を使うしかありません。
とするとそれは「生年月日」「出生届の本籍住所」ですかね。
でもそうすると双子ちゃんなどはアウトす。
あれ?
じゃぁいったいどうやってるんだろう。
不思議っす。
ということで、年金記録問題でモレが出たのは必然的なもんだったということです。
ちなみに国民背番号を使わないのは、個人情報保護の観点からだとか。


■ノウハウを公開するともったいなくない?

まったく問題なし。
なぜなら、大変なのは「実行する」ことだからだ。


しびれました。
確かにそのとおり。
ろぐすけも、ビジネス書とかノウハウ、ハウツー本で得た知識を実行に移せたことほとんどない。


■紙1枚で、飛び込み営業を撃退する方法
受付にこのような張り紙を貼るとOK。

「お約束のない方の当社社員へのコンタクトは、一回につき1000円を頂戴します」


これを貼ることで、一気に飛び込み営業が止んだのですって。
そもそも飛び込み営業ってのは新人社員の度胸試しを兼ねた営業トレーニングとして行われるそうです。
ですから、

「営業トレーニングに付き合うのならこちらもフィーをいただきますよ、という意思表示である」


ということなのですって。
この発送はなかったですね。
すんばらしい。
家の玄関に貼っても良いのかな。


■「賢いヤツ」と思われる話し方。
「PREP法(プレップ法)」をしましょうと。
PREP法とは
結論を示し(Point)、理由を述べ(Reason)、具体例を述べ相手を納得へ導き(Example)、再度結論を示す(Point)、という方法です。
至って単純ですけど、とても有効とありました。

分かっちゃいます。

分かっちゃいますが、実践できない。

なぜなら、自分の言いたいことが分からないから(爆)。
なんでかなー、頭の中のシュミレーションでは完璧な受け答えなんだけど。
でも、いざ面と向かうと、今から何を話すのか、その説明でわけが分からなくなる。

「いやー今日は暑いですねー、暑いといえば、実はホットなバグを見つけまして…」

という感じで入ってもOKなんでしょうか?
実は、入り方が一番自分の中では難しいと、今気づきましたよ。


■貯金が1億円あったらやらないことは、やらなくていいことである
お金の問題。
A子さんが前職で不当解雇されたとして50万円の訴訟問題を起こしたそうです。
それを見かねた、著者の部下が放った言葉これ。

「じゃぁ、こういう質問をしよう。あなたの通帳に今一億円の現金があるとする。それでもやるの?一億円は大げさかもしれないけれど、お金を持ってたらバカバカしくてやらないことは、やらなくていいことだ。それに、他人に対する仕返しのような行動は、自分の品格を損ねる結果になるとおもう」


うまい。

説得前半部分で問題を例え話により「小さなこと」と思わせて、後半部分で「周りから変な目で見られるよ?」と客観的に見つめるように諭す。

これはなかなか、良いことを言っていますな。

ただ、惜しいのは落とし所がないところ。
振り上げた拳はなかなか収めにくいものです。
特に感情的な場合は。

そういう時は自分ではない人のせいにして拳を収めれるように諭せたら120点をあげれます。
例えばこう。

「・・・自分の品格を損ねる結果になるとおもうよ。」
「どうだろう、その努力を今の会社のため、僕のために尽力してくれないだろうか。」
「君のような貴重な戦力を、仕事以外の事に使われるのはもったいない気がする。」


この、「僕のために・・・」というのがミソです。
じゃぁ、課長(部長?係長?)のためならしょうがないっか、という落とし所を見つけられるのです。
これ、よくろぐすけが言われる事ですから、間違いなしです。


■高いパフォーマンスをあげる可能性のある人の特徴
著者がこれまで面接してきた、この人は高いパフォーマンスを感じさせるなぁ、と思った人の話の特徴はこんなだそうです。

●具体的である(目的、場所、日時、機関、登場人物など)
●過去形で話している
●後付けによる考えではない
●やればよかったと後悔していることやポリシーではなく、そのときに実際にとった行動である
●他人と関わる部分については、その会話内容まで詳細に再現できる
また、その行動特性は以下の共通電がある。
●自分自身がとった鼓動を、極めて詳細勝つ正確に思い出すことができる
●面接で特定できる行動の数が非常に多い
●多くの種類のスキルを使い分けている
●ふつうの人には見られない独特な発想に基づく行動が必ずある
●面接で、こちらから質問しなくても、自分で話を続けることができる
●主語が必ず「私」になっている。


転職して成功するためには、今成功していないとダメなのだ。
つまり、成功のもとは成功なのである。

なるほど、環境を変えれば成功するはず、今は、あいつが足を引っ張るから成功できない、でもあいつがいなければ成功するはず、という考えはダメってことですね。ごめんなさい。

くっそうぅ!!!!!

まずは、そんな考えの持ち主のオレに謝って欲しい。


■やりたいことは「やりたくないこと」から見えてくる

「やりたいことを見つけるには、やりたくないことを明確にすればよい。その上で目標を紙に書くと必ず実現する」


だそうです。

著者はこの方法でやりたくないことを列挙した結果、やると決めたこと以外に時間を使うと相当ストレスをためる性質ということがわかったそうです。

そして自分で事業をやろうと思うに至りました。

これは一度やってみたいなぁ。


■車の燃費。
車がガソリンを使う目的の内訳はこんなだそうです。

走ること=10%~15%
電気系 =5%~10%
使われない=75%~85%


「使われない」というのは、単に熱として放射されるだけで使っていない部分なのだそうです。
これはもったいないですね。
しかし、それが現実ということであれば、ここを効率よく使う技術ができれば劇的に燃費は向上するでしょうね。


それでは、また。
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