[うーん★★☆☆☆]「FREE 無料からお金を生み出す新戦略」 クリス・アンダーソン著 - 読書の花道。

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[うーん★★☆☆☆]「FREE 無料からお金を生み出す新戦略」 クリス・アンダーソン著 はてなブックマークに追加

こんにちわ。
少女時代のGeeという曲に大ハマリのろぐすけです。
韓国あんま好きくないけど、この曲だけは別格。あと踊りも。
天才やでこの振付と曲を考えたの。



それにしても便利な世の中になりました。
こうして、好きな曲を何時でもインターネットで無料で聞けるのですから。

ん?

無料?

フリー?

FREE?

ということで、今日紹介する本はこちらの本です。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
(2009/11/21)
クリス・アンダーソン

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この本すごく長くて説明や過去の事例とかもりだくさんなんだけども、結局言いたいことは以下の2つかと。
 ・デジタルな情報はフリーの方向に向かうというのは避けられない。
 ・フリーでも利益を出すことは十分に可能。


この二つを軸に、350ページにも渡り長々と解説がなされています。

もしざっくり読みたいという人は、最後の後書きというか、邦訳した人の書評読むだけでOKす。

では、章別構成。

第1章 フリーの誕生
┌───────┐
│無料とは何か?│
└───────┘
第2章 「フリー」入門
非常に誤解されている言葉の早わかり講座

第3章 フリーの歴史
ゼロ、ランチ、資本主義の敵

第4章 フリーの心理学
気分はいいけど、よすぎないか?

┌──────────┐
│デジタル世界のフリー│
└──────────┘
第5章 安すぎて気にならない
ウェブの教訓=毎年価格が半分になるものは、かならず無料になる

第6章 「情報はフリーになりたがる」
デジタル時代を定義づけた言葉の歴史

第7章 フリーと競争する
その方法を学ぶのにマイクロソフトは数十年かかったのに、ヤフーは数ヶ月ですんだ

第8章 非収益化
グーグルと二一世紀型経済モデルの誕生

第9章 新しいメディアのビジネスモデル
無料メディア自体は新しくない。そのモデルがオンライン上のあらゆるものへと拡大していることが新しいのだ

第10章 無料経済はどのくらいの規模なのか?
小さなものではない

┌───────────┐
│無料経済とフリーの世界│
└───────────┘
第11章 ゼロの経済学
一世紀前に一蹴された理論がデジタル経済の法則になったわけ

第12章 非貨幣経済
金銭が支配しない場所では、何が支配するのか

第13章 (ときには)ムダもいい
潤沢さの持つ可能性をとことんまで追究するためには、コントロールしないことだ

第14章 フリー・ワールド
中国とブラジルは、フリーの最先端を進んでいる。そこから何が学べるだろうか?

第15章 潤沢さを想像する
SFや宗教から、〈ポスト稀少〉社会を考える

第16章 「お金を払わなければ価値のあるものは手に入らない」
その他、フリーに対する疑念あれこれ



こちらの本を語る上で、一番最後の日本語訳者のまとめ記事が参考になります。
その内容はこんな感じに書かれていました。

アンダーソンは本書で、まず旧来型のフリーについて説明するべく、フリーの歴史からひもといていく。フルーツゼリーのジェロ、カミソリの替刃・ジレットによる20世紀方フリー誕生にまで話は遡る。



フリーの歴史にまつわる解説です。
本書の冒頭で、カミソリを無料で配ることでインフラ整備を行ない、替刃を買わせて
で稼ごうというお話。

そして、これまでのフリーを4つに大別。フリーでないほかのものを販売し、そこからフリーを補填する「直接的内部相互補助」、第三者がスポンサーとしてお金を支払うけれど、多くの人々にはフリーとして提供される「三者間市場」、さらに今回、初耳と言う人も少なからずいるであろう「フリーミアム」という、フリーによって人を惹きつけ、有償のバージョン違いを用意するフリー。これらはあくまで貨幣市場のモデルだが、フリーにはそれとは異なる「非貨幣市場」があり、そおでは贈与経済、無償の労働、等々があると説く。



フリーを大別するとこんなんだって。
1.直接的内部相互補助
  カミソリの例ね。
2.三者間市場
  ホットペッパーとかがそう。Googleもこの部類に入る。
3.フリーミアム
  iPhoneのアプリで言うところの使用制限した無料版のLiteが該当しそう。
  iPhone以外だったら、何があるかな。
  Evernote も同じことかな。
4.????
※4つ目は分からなかった…。タハハ。


また、アンダーソンは、フリーを説明するのに、行動経済学、心理学、マズローの欲求段階説、フリーの歴史から潤沢さまで、ありとあらゆる分野のアイデアを動員する。それに加えて、新しいフリーの経済圏をいち早く体現しているモデルとして中国、ブラジルについて語り、あるいはSF小説も取り上げ、はてはフリーに対する反論に一つずつ応えていくなど、前作『ロングテール』に比べると、本書はかなりの目まぐるしさだ。



中国にはデジタルなものは殆ど無料で手に入るそうです。
ソフトウェアとか音楽データとか。
なので、中国ではそういうものはもう無料で提供して、それ以外のところから
収入を得るビジネスモデルが出来つつあるのですって。
で、出来上がったのが曲を無料で提供することで、アーティストの人気を上げる。
そのアーティストを広告としてメディアに売り出し収入を得る。
こういう事が、今中国で起きているそうです。

そしてブラジルね。
日本の裏側てサッカーが強いと言うことしか知らないけど、ここもフリーな世界が広がっているとのこと。

まずCDはもちろんフリー。
なんとレコード会社と契約しているバンドは一割程度なんだって。
みんな自分らでオープンなところに提供しているんだね。

んで、オープンソースもかなり進んでいる。ATMネットワークはすべてリナックスが入っているそうな。
八割以上の国民にインターネットを使わせるという国の政策目標に、リナックスOSを使う事、という事が決まっているのですって。

「マイクロソフト ウィンドウズとオフィスのライセンスを取得する為には、ブラジル 2200万人の国民が飢えている我が国は、60袋の大豆を輸出しなければならない。」



ブラジルのフリーソフトウェア計画の責任者の言葉です。

日本がこんな政策を取ったら、瞬間アメリカ様から経済報復と内政干渉が発動しますね。
人道的な理由ならアメリカ様も黙るしかないのかな。

思うんだけど、フリーは新興国の方が導入しやすいのかなと。まだインフラが整っていない。既得権益を必死こいて守ろうとする人がいないところ。
日本とかアメリカでは、すでにデジタルコンテンツのビジネスが成り立っているから、いきなりそれを手離しにくいん。
逆にまだ未熟な新興国では、まだ収益とか少ないうちに、流れに合わせて形を変える。

今日のフリーについてアンダーソンの考えを整理すると、核となるのは次だろう。「競争市場では、価格は限界費用まで落ちる」。そして、「テクノロジー(情報処理能力、記憶容量、通信帯域幅)の限界費用は年々ゼロに近づいている」。それに加えて、アイデアから作られるデジタル商材の開発コストも 過激なまでに下がっている。そのため、「低い限界費用で複製、伝達できる情報は無料になりたがり、限界費用の高い情報は高価になりたがる。」多くのアイ デア商材の価格は引力の法則ならぬ、フリーの万有引力に引っ張られ、それについては抵抗するよりも、むしろ活かす方法を模索せよ、ということだ。



これです。
本書で言いたかったことはここに集約されてました。
これさえ押さえればもうあなたはフリーです。

MP3を自由にコピー出来る市場を受け入れたアップルと、コピーできないように市場を制限しようとしたソニー。
さぁどちらが勝ったでしょうか、ということ。
結局ソニーも現在ではCDのコピーを許すようにしているので、

そして潤沢になった商品の価値はほかへと移ってしまうので、新たな希少を探してそちらを換金化するべきだとも説いている。



★★★

こちらの本、新刊ラジオでも紹介されていましたので気になる方はそちらもどうぞ。

新刊ラジオのFREE

それでは、また。
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