[天才★★★★★] 経済予測脳で人生が変わる!(中原圭介 著) - 読書の花道。

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よくいるよね。

オレ、リーマンショックを予測してたよ、っていう人。

大抵、後付け理論なんだけども。

でもね、今回、本物を見つけましたよ。

その本を紹介します。

これだ!!!

経済予測脳で人生が変わる!―仕事も投資も成功できる「起こりえる未来」の読み方経済予測脳で人生が変わる!―仕事も投資も成功できる「起こりえる未来」の読み方
(2010/04/16)
中原 圭介

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リーマンショックをその2年も前から予測していたと言い切るこの人。

それがどうも嘘じゃないらしい。

この本に書いてあるとのこと。
仕手株でしっかり儲ける投資術仕手株でしっかり儲ける投資術
(2005/09/15)
中原 圭介

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株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる
(2006/05/18)
中原 圭介

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ここまで言い切るのなら本物でしょう。

その預言者でもある著者の中原氏、いかにしてリーマンショックを知る事ができたのか。

それはこの本のタイトルにもある「経済予測脳」を持っているから。

その経済予測脳ってなんぞや?っていう事について書かれたのが本書です。

経済予測脳 とは?


以下の4つの視点で物事を捉えることができる脳みその事らしいです。

1、経済学
2、歴史学
3、心理学
4、哲学

これらの知識をフル動員させれば、未来を予測することも可能と言っています。

では、各学問について解説。

経済学について


これはもう基本でしょう。
経済学無しで経済を語るなんてできませんからね。

ただし、著者はこの経済学を独学で学んだとありました。
大学などで専門的に学んだわけではないのですね。
それでも前線で通用するまでの知識を手に入れたのは凄いっす。

どうやったのかな。それれについては特に書かれていませんでした。

ちなみに、本書では経済学だけでは経済予測できないと言い切っています。

もし経済学だけで経済予測できるのなら、当時のバーナンキFRB議長はリーマンショックを回避できたでしょう。
ちなみにバーナンキ議長は日本でいう日銀総裁に当たる人物です。
ハーバード大学で経済学を学び、マサチューセッツ工科大学で経済学博士号を取得したうえで、プリンストン大学経済学部の学部長までも務めた優秀なエコノミスト(経済学者)です。
(プリンストン大学はハーバード大学より上だそうです。)


歴史学編 歴史から学んで未来を予測する


「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」


著者は歴史に大いに学んでいるということです。

歴史は「繁栄」と「衰退」を繰り返すそうです。
中国の王朝しかり、ローマ帝国しかり。

で、今の世界経済はローマ帝国が衰退している状態に近いとありました。

ローマ帝国の衰退の理由
(1)ゲルマン人により包囲され、新たな領土の獲得が困難になった。

(2)戦争奴隷が獲得できず、経済基盤の農業が衰退

武力でなく、経済力の衰退が滅亡を招いた

現代の国債巨大資本のゆくえ
(1)安価な労働力を求めて世界を開拓してきたが、新たに安価な労働力を見つけるのが難しくなりつつある

(2)これまでの安価な労働力に頼る成長が困難になりつつある

????

日本の歴史について


次に日本の歴史についても書かれていました。

第二次世界大戦前の日本の歴史学では、アマテラスオオカミによる国造りや、神武天皇による東国討伐(神武東征)といった「神話の歴史」が行われていたそうです。
これを皇国史観と呼ぶそうです。

しかし、GHQによる日本指導でそれがなくなりました。
もう戦争させないようにという理由で。

これを復活させよう、という事ではありませんが、日本の生い立ちや、日本人がどこから来たのか学ばずにここまで来た人は多いのではないでそうか。
ろぐすけもその一人です。

で、歴史学の何が良いのかと言うと、失われた歴史を推測する事なのだそうです。

昔の資料とかが残っていれば当時の歴史を推測することはできるのだけど、その資料と資料の間に何があったのか、そういったことを推測することが大切なのです。

ちなみに、民主主義ではない時代の歴史文書は都合良く書かれている可能性もあるので、そういった事も考えると、なお面白いよ、とありました。

うーむ、歴史ね。要チェック。


心理学編 人間の欲望を理解して正しい判断を下す


人の心理を学び、どのように考え行動するのか、そういう事を学びましょう、とありました。
これは、最近の経済学でも取り入られているようです。

有名なのは「行動ファイナンス理論」というヤツ。
これは、これまでの考え方である
「合理的な行動をする人間を前提にした経済学」
を一新させ、
「実際の人間は必ずしも合理的な行動をしないことを前提にした経済学」
ということを立証しました。

つまり、人は必ずしも合理的な判断で行動を起こさない、という事です。

バブル崩壊について


過去、バブル発生はなんと10回もありました。
一番古いので言うと、1637年のオランダのチューリップバブル。
最近だと2007年のアメリカの金融バブルや住宅バブル。
もちろん日本の1986年からのバブル景気もあります。

このバブルの発生のプロセスと崩壊までの流れはこんな感じで起きるのだそうです。

第1段階:需給の不均衝
買い手が多く、売り手が少ない状態になり、価格が上昇する。

第2段階:投機家による買い
価格の上昇に目をつけた投機家が買い、さらに価格が上昇する

第3段階:一般投資家による買い
価格の上昇で儲けられると思った一般の投資家が買い、さらに価格が上昇する

◆ここで価格のピークを迎える◆

第4段階:バブル崩壊の始まり
価格が上昇しすぎて買い手がいなくなり、買った人が売り始める

第5段階:バブル崩壊本格化
売り手が多く、書いてが少ない状態になり、価格が下落。バブルが終焉を迎える。

日本のデフレ要因


日本の20年にも続くデフレを心理学的に見ると「節約のパラドックス」ですって。

人間個人で見ると、景気が悪くなれば貯蓄を増やす。これは合理的な行動です。
しかし経済全体からみると消費が少なくなるので非合理的な選択です。

そもそも、日本人は農耕民族のDNAを持つので、少しでも不安になったら蓄えに走るのはもうしょうがないです。

ここを理解した上で経済政策しないとだめですよー、とありました。

哲学編 哲学を使って物事の本質を見抜く


哲学ってなんだか難しそうじゃないですか。
抽象的な事柄や、答えのない問題を考える学問みたいで。

しかし、哲学ってそういう難しい事柄を単純化するためにあるのだそうです。

だから、そんな難しく無いですよー、とのこと。

いや、話がそれました。

なぜ経済予測に哲学が必要なのかというと、一見複雑に見える経済の全体構造や本質を認識出来るように、思考力を鍛えるためです。

哲学で鍛えられた思考力によって、他の学問で導かれた側面をまとめる事が出来るのだそうです。

効率的に哲学を学びたいのなら、構造主義と、ポスト構造主義、ポストモダニズムの3つの思想を学ぶと良いそうです。

この3つの思想の全容がおおまかに理解できる本として以下の本がオススメとありました。

『構造と力』(浅田彰)
『逃走論』(浅田彰)

その他、は以下。

社会分析『消費社会の神話と構造』
経済分析『資本主義の未来』
政治分析『文明の衝突』


未来予測


著者が言う未来予測です。
かなり説得力のある内容なので、これはきっと本当の事なんだな、と思いました。

これからの世界経済は、新しいふたつの大きな流れによって、劇的な構造転換が起こるそうです。

米国依存の終焉


これまで、世界は米国の大量消費によって成り立っていました。
米国が大量に輸入し、大量に借金します。その借金を輸出で潤った国、日本や中国が国債を購入することで、うまくお金が回っていたそうです。

しかしここに来てアメリカが方向転換をしました。
どうも輸出を倍増させるそうです。(オバマ談)
輸出を増やそうとすると各国へ輸入しろ、と圧力を掛けてきます。
当然日本にも。そうすると輸出の黒字が減るので、外需に頼っていた国は困ります。

ということで、これまでとは違ったお金の流れを作る必要があるようです。

金融から環境へ


アメリカや欧州は金融業で稼いでいるそうです。
でも、リーマンショックなどで多額の不良債権や資産を抱え込む金融機関は当分身動き取れません。

そこで次に稼ぐ仕組みとして目をつけたのが「環境」なのだそうです。
環境に配慮した住宅や家電製品、自動車などを作ることで、地球の総人口65億人を大賞に非常に長い期間にわたって天文学的な買い替え需要が生まれることを意味しています。

これが欧米の狙いです。

これにはかなり多額のお金をつぎ込んでいるらしく、もはや後戻りできないところまで来ているそうな。

そのため、世界中の国々を巻き込む必要があるのですが、そこにも問題が。
それは、二酸化炭素の増加と地球温暖化は関係ない、という説が浮上したからです。

こうなると、なんのための二酸化炭素削減か、と途上国とか新興国が怒っているそうです。
経済を発展させるには石油を使ったほうが手っ取り早いのに、そこを制限かけようとしているものですから。

この動きに注目と有りました。

成長戦略なき国家・日本は失われた30年の道半ば


残念ながら日本はこのままデフレの道を進むでしょう、とありました。
そもそも、これからは外需で稼ぐしかないのですって。
給料上がらないし、人口減るし。

にもかかわらず、民主党は何もしないから、このままではもうダメなのだそうです。

問題は、法人税の高さと、円高です。
これを何とかしなさい、とありました。

ちなみにお隣韓国のサムスン電子は、2009年に史上最高益を出したそうです。
しかし、ウォン相場が日本と同じくらいの高かったら赤字の計算ですって。
それほど、今の日本の円高は進みすぎだそうです。

トヨタは対ドルで1円の円高になる300億円、ホンダは120億円の利益が減るそうです。
ソニーは、対ユーロで1円の円高になると75億円の利益が減るそうな。

円高、何とかしてくれぃ。

★★★

久々にとても納得出来る経済本を読みました。
この人すごいですよきっと。
色んな学問に精通しているので、非常に信頼できそうです。
特に心理学を学んでいるというのが良いです。

これからも注目したい著者の一人であると思いました。

それでは、また。

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