[面白い ★★★☆☆]部下を提示に帰す「仕事術」 - 読書の花道。

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はじめに


 ある一人のお父さんがいました。

 お父さんには3人の子どもがいますが、その内一人は自閉症です。奥様は肝臓の病気を繰り返し、うつ病になりました。自殺未遂もしたことがあるそうです。

 お父さんは子供の世話をするため、毎朝5時半に起き、3人の子供の朝食と弁当を作ります。夕方は家に帰り子供たちのために夕食を作るために、仕事を6時に切り上げ帰りました。

 休日は一週間分の掃除、洗濯、買い物をし、病院へ妻の見舞いに行くという生活を送ってます。

スーパーお父さん


 そんなお父さんは会社では課長というポストにいます。
 その後、子どもの面倒を見ながら、奥様の看病もしながら仕事をこなし、取締役兼、研究所の社長にまで上り詰めました。その会社とは東証一部上場。2009年の売上高、1兆3千億円。

 名前は東レ。

 さらには、経団連の理事を努め、政府の審議会を歴任したそうです。

 そんな凄まじい経歴の持ち主のお人は一体誰なのでしょう。

 この人なのです。

部下を定時に帰す仕事術 ~「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵~部下を定時に帰す仕事術 ~「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵~
(2009/02/17)
佐々木 常夫

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 凄いお父さんです。

 一度この人の本を読みたいと思っていました。そんな時、母がこちらの本を持っていたので、1時間で読了。すごいぜ佐々木さん。
 
 もし会う日があったら、名刺を忘れずに、時間厳守で望みたいと思います。


 前置きが長くなりました。
 こちらの本のご紹介です。

章構成


 章構成はこんな感じになっています。

第1章 計画を先行させる「戦略的仕事術」
第2章 時間を節約する「効率的仕事術」
第3章 時間を増大させる 「広角的仕事術」
第4章 佐々木流 「独断と偏見のアドバイス」
第5章 社員を活かす経営者になれ
第6章 ワーク・ライフ・バランスが強い会社を作る



 では、一個ずつご紹介。

第1章 計画を先行させる「戦略的仕事術」


 徹底的にムダを排除しましょう、というお話。
 佐々木さんは課長に就任したとき、課全体の仕事を把握するため過去1年分の社員の業務をまとめたそうです。その業務を必要工数として計算したところ、全体の40%で良かった、という結果が出たそうです。

時間を節約する「効率的仕事術」


 徹底的に無駄な時間を省きましょう、というお話。
 まず、会議とかムダです。会議する前に事前に資料を配布し必要最小限の人数で実施しましょうとありました。あと、社内で回覧するブツ(新聞とか雑誌とか)もムダなので見ませんと。

 また、誰にも邪魔されない時間を作るというのも有効なのだそうです。佐々木さん曰く、1日の仕事のうち、自分の仕事ができるのは30%程なのだそうです。

時間を増大させる 「広角的仕事術」


 1日の自分の時間である30%をもっと多くとりましょう、というお話。
 会議や打ち合わせ、誰かに委託するといった方法で自分の時間をつくりましょうとのこと。

 こんなエピソードが紹介されていました。ある日佐々木さんは部下から結婚式のスピーチを依頼されたそうです。最近の結婚式では仲人を立てないので、佐々木さんが二人の馴れ初めなどを紹介する必要があります。ですから、真剣に考えると2日はかかるでしょう。そこで佐々木さんは、新郎にこんなお願い事をしました。

「自分のことを自分で恥ずかしくなるくらい褒めた自己紹介の文章を書いてみなさい」

 これが的面し、スピーチの原稿が1時間ほどで出来たそうです。さらに、新郎のご家族からも大絶賛(息子のことをこんなにも良く見てくれているなんて・・・)でした。ですが、それはそのはず。だって新郎の事を一番良く知っている自分で書いた自己紹介文を元にしているのですから。

第4章 佐々木流 「独断と偏見のアドバイス」


 佐々木さんが考える、諸君へアドバイスをしますよ、というお話。
 これは、礼儀正しさや、謙虚さ、時間厳守、思いやりなど、が挙げられていました。
 また、仕事以外でも家族や友人といった人間力も鍛えましょう、ともありました。これは人生の大先輩からのお言葉として、大変参考になる内容だと思いました。

 しかし、一つだけ。一つだけグサリと来たアドバイスがありました。それは、次のアドバイスです。
  【アドバイス⑤】「多読家」に仕事の出来る人は少ない

orz...

 佐々木さんの部下にも多読家が結構いたそうです。しかし、その人たちが仕事ができたかというと、No! なのだそうです。ただし、フォローも忘れません。

私は、「本をたくさん読むが、仕事は今ひとつ」という人を挑発しているのです。

 鴨川流に言わせると、

「多読家が必ずしも仕事が出来るとは限らん。しかし、仕事が出来る人はみなすべからく多読しているとも限らん。最後は貴様の多読が拳に宿る」

といったところでしょうか。自分で書いてて意味分かりません。

第5章 社員を活かす経営者になれ


 経営者に向けた言葉、というお話です。
 一番効果がありそうと思ったのはこの内容。

洞察力を養え。
予算の作成後、1年後には売上高や利益がどれくらい達成されていると思うのかを尋ねる。
その内容をメモ。1年経過したらその時のメモを見て実際の売上高・利益と比べる。
当然、予測とズレてる。そのズレがなぜおきたのか、それを分析するようにする。
なぜなら、いくら予算を立てても達成されなければ「絵に描いた餅」だから。
ここで養われるのが「洞察力」といワケ。



第6章 ワーク・ライフ・バランスが強い会社を作る


 ワーク・ライフ・バランスを強くしましょう、というお話。
 ワーク・ライフ・バランスを強くすると3つのメリットが。

 ①社員満足度を高められる
 ②生産を上げられる
 ③優秀な人材が集まり、定着する


 ①は残業減らすことで、社員は自分の時間を増やせます。
 ②はワーク・ライフ・バランスを実現しようとすると、社員は効率的に動くそうです。これにより生産性が上がるよ、と。
 ③は「働きやすい環境」ということで、たくさん応募があると。分母が増えれば優秀な人材も多くなるでしょう、というお話。ちなみに働きやすい環境とは、育児休暇とか取れる環境ね。ちなみに、佐々木さんは「子育て」をスキルとして見ているそうで、育児休暇から戻ってきたら一定の評価が得られるのだそうです。

★★★

 家族思いの良いパパさんなのかな、と思ってましたが、全くそんな事ありませんでした。企業戦士です。稲盛和夫さんの哲学に通じるものがあったような気がします。

それでは、また。

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