[面白い ★★★☆☆]経済ニュースの裏を読め!(三橋貴明 著) - 読書の花道。

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経済ニュースの裏を読め!経済ニュースの裏を読め!
(2009/12/05)
三橋 貴明

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経済ニュースの裏を読みましょう。

 という事で56個にも渡る経済ニュースへの質問に対して、そのウラ側について解説された本がこちらとなっております。

 著者は中小企業診断士の三橋貴明という人。この人のブログにはこれまで400万人もの人が訪れるそうです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

 さて、こちらの本を書かれたきっかけは、世の中の経済ニュースを見たとき、あまりにも間違った情報が多く、物事の側面ばかりクローズアップされることに気づいたからなのだそうです。
 そういった情報に惑わされないよう、国民一人ひとりが情報を読み取る能力(情報リテラシー)を高める必要がありますと。そうしたときにこちらの本が役に立てば、という事で書かれたのだそうです。

 ろぐすけが気になったのは、以下の設問について。

Q10.日本経済の強みは何ですか?
Q13.日本政府は誰に借金をしているのですか?また、借金を減らすにはどうしたらいいのですか?
Q14.日本は貿易立国ですか?
Q15.円高と円安、日本にとってはどちらがいいのですか?
Q16.人口減少は日本経済にマイナスの影響を与えますか?
Q53.対外負債が大きい国はどこですか?
Q54.過去に経済破綻した国はありますか?



Q10.日本経済の強みは何ですか?


それは、
・家計の莫大な金融資産。
・犯罪率の低さ。
・人材の質の高さ。

だそうです。

 金融資産は、1410兆円で現預金787兆円は世界一位。

 犯罪率の低さも強みです。
 東京圏には3500万人もの人口が集中しており、世界最大のメガロポリスなのだそうです。
ちなみに二位はニューヨーク圏の1900万人。なぜ他の国の人口が増えないのかと言うと、犯罪率の高さやインフラ整備の未発達でスラム化が発注し、一定規模以上増えないのだそうです。
 と言う事で、日本のメガロポリスは立派な強みです。

 最後が、最大の強みで平均的に知的水準が高いと言う事があげられます。その証拠に、世界中のブログの中で一番使われている言葉は日本語と言う事が挙げられていました。日本語は37%で、英語は36%です。読み書きやITスキルが高いと言う事でしょう。

Q13.日本政府は誰に借金をしているのですか?また、借金を減らすにはどうしたらいいのですか?


 借金の大元は日本の銀行です。日本の銀行は国民からの預金を元に日本政府へお金を貸しているのです。ちなみに日本政府の借金は900兆円とも言われてます。銀行はこれだけのお金を日本政府へ貸してるのですね。

 で、借金を減らすにはどうすれば良いかというと経済成長率を上げ、好景気を生み出すこととありました。

 まぁ、これだけ見ると何て日本政府は無責任なのですか、と思われるかもしれません。

 ここからは、ろぐすけの解釈です。
 経済成長って誰かが借金しないと増えません。なぜかというと、借金をすることでリアルお金以上のお金が生まれるから。

 例えばAさんがBさんから100円借りますと。すると、AさんとBさんの世界ではAさんの100円と、Bさんの資産100円が存在し合計200円になります。つまり、リアルお金は100円なのに200円の資産があるという事にになるのです。

 この200円とういうのが国のGDPという事です。こうして、リアルお金以上を貸し借りして、GDPは増えていくのですね。

 しかし、今の日本は企業も国民も借金しない傾向にあります。その結果、お金が銀行ばかりに貯まります。銀行からすると預金は借金です。金利払わないといけないから。じゃぁ、そのお金をどうするのかというと、資産運用するのですね。その資産運用先が、日本政府の国債(借金)という事になるのです。

 これが、日本政府の借金内容です。

 ではどうすれば900兆円もの国債を返せれるのかと言うと、経済成長が必要になります。経済成長すると、国民も企業もお金を使うので税収が増えます。また、インフレが発生し借金の相対的な額が減ります。そうして借金を返せば良いとありました。

 ただ、どうすれば経済成長出来るのかは、、、これからの課題ですね。

Q14.日本は貿易立国ですか?


 そんなでも無いそうです。
 本書ではグラフで開設されていますが、輸出対GDP比率(GDPの何割が輸出で占めるか比)先進国の中でもアメリカの次に低くなってます。アメリカはまぁ超輸入大国なので輸出が低いのは当たり前ととして、日本がこんなにも輸出費が少ないとは思いませんでした。

 とういことで、日本はそんなにも輸出に依存しているわけではなさそうというのが、この本で紹介されていたグラフからは読み取れました。

Q15.円高と円安、日本にとってはどちらがいいのですか?


 日本の輸出の大半は何だかご存知でしょうか?
 
 車とか家電とかと思うのですけど、実はそうじゃなくて企業用の資本財や工業用原料なんですって。これらは、モノを作るときに必須な原料で高品質が求められるそうです。なので、日本で作られたものがたくさん輸出されるとありました。

 また、円高の場合国内では57%もの企業が増益になるそうです。43%は減益とういわけですね。多数決取ったら円高のほうが良い、ということになりそうです。

 テレビや新聞で円高不況とか騒がれているのは、グローバル企業の圧力なのかもしれません。トヨタやソニーは、1円円高になるの数百億円のマイナスという事を、どこかで聞きました。


Q16.人口減少は日本経済にマイナスの影響を与えますか?


 日本はこれから人口が減る方向に進みます。これはもう出生数から確実に求められる数字なので、移民を入れない限り減ります。2050年には1億人を切るそうです。

 で、人口が減ると内需の需要も減るので景気が縮小すると思いがちです。

 しかし、過去に人口が減ったにもかかわらず経済成長した国がありました。

 それはおそロシアです。

 ロシアも今人口の減少に悩まされているそうです。なんと、毎年80万人もの人口が自然に減っているとか。にもかかわらず、年率6.5%の経済成長を成し遂げたとありました。

 さすがプーチンのロシアです。

 ちなみにどうやって経済成長したかは書かれていませんでした。残念。

Q53.対外負債が大きい国はどこですか?


 対外負債とは外国から借りてるお金ですね。外国に返す必要のある金額。

 金額だけで言うと、アメリカが14兆ドル(1200兆円)とひと味違う金額をかもし出してます。ちなみに、日本は2兆ドル(170兆円)くらいす。

 じゃぁ、今度はGDP比率で見てみるとどうなるか。

 まず最近破綻したアイスランドから。

 アイスランドのGDP比率は506%となってます。GDPの5倍を外国から借りてた計算になりあます。

 そりゃ潰れるわ。

 アメリカは96%と、1200兆円も金借りといて、どんだけのGDPを誇っているのねん、と聞きたくなります。

 続いて日本。日本は45%と安全ラインです。

 しかし、アイスランドがかすんで見えるくらいのGDP比率でお金を借りまくっている国があります。

 その比率、3500%。GDPの35倍です。

 その国は、ルクセンブルク

 毎年、1人あたりのGDPで世界一位を邁進し続けている国です。意外。ちょういがい。ちなみに、ルクセンブルクの国民一人当たりいくら借金しているかというと、4億円だそうです。

 なぜ破産しない、ルクセンブルク。

 ふしぎの国のルクセンブルク。


Q54.過去に経済破綻した国はありますか?


 いっぱいあります。
 ロシア、アルゼンチン、韓国、アイスランド、などです。

 これらの国は企業、または政府が海外にお金を返せなくなって経済破綻したのだそうです。

 ところで、破綻破綻の定義ってなんでしょう?本書では次のように書かれていました。

『国家のバランスシートの「負債」を返済できずに、政府もしくは民間が、海外に対し責務不履行に陥る形』


 まぁ、海外にお金を返せなくなったというパターンですね。ロシアとアルゼンチンは政府がお金を返せなくなった。韓国とアイスランドは民間がお金を返せなくなったため経済破綻したそうです。

 ちなみに、経済破綻には以下の6つに分類できるそうです。

国内からの負債(自国通貨建て)・・・①政府の負債(内)
               ・・・②民間の負債(内)
海外からの負債(外資建て)  ・・・③政府の負債(外)
               ・・・④民間の負債(外)
海外からの負債(自国通貨建て)・・・⑤政府の負債(外内)
               ・・・⑥民間の負債(外内)



 この内、歴史上経済破綻したのは③と④だけ。
 今の日本の状況は、①に該当します。ゆえに、日本が経済破綻する可能性は低いでしょう、とありました。それもそのはず、政府はその国の徴税権や通貨発行権を保持しているので、国内の借金で経済破綻するなんてありえないとありました。

よほど、うっかりさんな政府じゃないと、ね。

★★★

 この本を読んで思ったのは、著者は本当に日本が好きなんだなー、という事です。

 海外と日本との比較をデータで提示し、ほらね、日本てすごいでしょ?という内容には納得の一言でした。

 もっとこういう本が売れててもいいと思うんですけどね、いやはや。

 ちなみに、こちらの本のマンガも出るそうです。ブログにAmazonのリンクを公開しようとして候補に上がったところで知りました。
就活女子大生ミユキと読み進める マンガ 経済ニュースの裏を読め就活女子大生ミユキと読み進める マンガ 経済ニュースの裏を読め
(2010/12/28)
三橋 貴明、ハナツカ シオリ(マンガ) 他

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それでは、また。
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