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これ。
BOSSBOSS
(2007/10)
堂場 瞬一

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ニューヨーク・メッツのGM(ゼネラル・マネージャー)に就任した
高岡脩二っていう日本人のお話。

この高岡脩二は超合理主義者。野球は論理で勝てる。

そう信じてGMに就任し、合理的に事を運んでいく。

高岡の原則は出塁率が全てである。

出塁率を上げれば、塁がたまる。
塁がたまれば得点率が上がる。
だから勝てる。

そのためにはワンマンプレーは禁止。
成績や高岡理論に歯向かうヤツは、生え抜きの選手だろうが、
成績を残していようがペケである。

シーズン序盤は高岡式原則によりチームは独走状態を維持していた。

だが、次第に選手がチームに不信を抱き、ファンからも高岡に対して
激しいバッシングが浴びせられる。

高岡も自分のやり方が間違っていたのではないか?
と心が揺らいでいく。

時を同じくして、同じリーグであるアトランタ・ブレーブスのGMに
就任したのはその道50年のウィーバー(71歳)である。

この人は高岡とは反対で現場主義の選手を大事にする人。
そして良く喋る。
この人が率いるチームは最高。

ピークを過ぎ独立リーグでメジャーを目指す藤本(モデルは多分野茂)を
抜擢し、活躍の場を与える。

そしてその大車輪の活躍は読んでいて興奮するほどヨロシイ。

また、マイナーリーグで頑張っていた市川の復活劇も良く、
泣きそうになった。

活字なんだけどシーンが鮮明に描けますよ。

なんとなく、アメリカ人が合理的なキャラで、日本人が
人情味溢れるという設定のほうがしっくりくるのだけど、そこはそれ。

良く喋りまくる日本人もあんまりイメージできないので、
こうなったのかな。

ただ、残念なのがクライマックス。
※ここからはネタばれ注意

高岡が最後Changeするのだけど、そのきっかけが分かりにくかった。
これまでかたくなに合理主義を貫き通してきたのに、いつのまにか
そこまで変わるもんかねー、とクビを傾げたくなるようにChangeする。

また高岡の恋人の頑張りが薄かった。

だがしかし!それでもやっぱり面白いものは面白い。

素直に読めば、「いよっっしゃー!」って思えるくらい熱くなる。

あぁ、GW終わるよー。
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