[神 ★★★★★★]The 決断 ー決断で人生を変えていくたったひとつの方法ー (大久保 秀夫 著) - 読書の花道。

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[神 ★★★★★★]The 決断 ー決断で人生を変えていくたったひとつの方法ー (大久保 秀夫 著) はてなブックマークに追加

 神が出た!

 こんな人がいたのか!

 孫正義に匹敵する、ここまですごい人なのか!

 素直にそう思いました。

 著者の大久保秀夫氏は、株式会社フォーバルの社長さん。

 その大久保さんが過去に下してきた決断方法について、すんばらしく!わんかりやすく解説してくれた本がこちらです。
The 決断 決断で人生を変えていくたったひとつの方法The 決断 決断で人生を変えていくたったひとつの方法
(2009/08/05)
大久保 秀夫

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 本当にすごいですよこの本。未読の人は是非読んでもらいたい!人生観が変わります!本当に。本当に。

決断の基準


 著者が過去に行なってきた決断の中で成功したパターンは、いずれも王道でした。王道とはつまり正道で、堂々と、正直に、良心に照らしたときにやましいところのない行動のことです。

「そうは言っても、正直者はバカを見る世界ジャマイカ」

と思うかもしれませんが、著者がこれまで決断してきたことは王道でした。 

では、王道の決断とはなんでしょう。
著者曰く、決断には以下の3つのレベルがあるそうです。
┌─────────┐
│①体の基準    │
│┌───────┐│
││②心の基準  ││
││┌─────┐││
│││③魂の基準│││
││└─────┘││
│└───────┘│
└─────────┘


例えるとこんな感じ。

 今は夜の9時です。今日、あなたは職場でお客様から厳しいクレームを受け、1日その対応に追われクタクタになって帰宅の途に着きました。ようやくお客様からはお許しを頂けたものの、心身ともに疲労困憊。一刻も早く家にたどりついて、お風呂に入って眠りたい!そんな気持ちです。

 自宅の最寄駅を降り、家まで歩いていると、道の途中にバラの造花がいっぱい落ちていることに気づきました。よくよく前を見ると、必死になってその増加を拾い集めている実直そうな中年の女性がいます。

 道端には倒れた自転車と大きなダンボール箱。毛玉だらけのセーターを着た、いささか貧しそうなその女性は、おそらく内職でせっせとつくった造花をどこかへ運ぼうとしていて、自転車ごと転んでしまったのでしょう。

 造花は道いっぱいに散らばり、しかも悪いことに折から風が吹いて、どんどん遠くへと飛ばされ始めています。


この時、各レベルで考えてみましょう。

①体の基準の場合


 体の基準とは、お腹が空いた、眠い、体のどこかの部分が痛む、・・・そのような身体的反応に従って判断を下すのがこのレベルです。
 
 造花の例で言うと「今日はクレーム対応でクタクタだ」とか「帰りも満員電車に揺られたので足が疲れている」や、「お腹が空いた。早く家でご飯を食べたい」・・・

 だから、造花を拾う手伝いなどしたくない。

 もし体の基準に従って決断をするなら、この女性のことなど無視して真っ直ぐに家に帰るでしょう。

②心の基準の場合


 心の基準とは利害関係や損得によって揺れ動きます。つまり合理的な行動です。ある意味とても人間らしい動きだと言えます。

 造花の例で言うと、気になる異性が見ている、転んだ女性が実は金持ちそうだった、などです。

 しかし、異性が全く知らない人だったり、女性が金持ちではないと分かれば、意味のないことをしちまった、と思うでしょう。

③魂の基準の場合


 魂の基準はとてもシンプルです。そこには他の選択肢はありません。困っている人がいるから助ける。これが「魂」の決断なのだそうです。

 相手が誰であっても、自分を観ている人が誰もいなくとも、ただ、困っている人がいるから助ける。

 そして相手が「ありがとう」と言ってくれたら素直に嬉しい。また、そういう行動をとれた自分が嬉しい。人間存在の一番奥深いところには、このような、膳を求める働きがあるそうです。それが「魂」であると著者は考えているそうです。

まとめ


 王道=正道とは、第三のレベル、市場の奥底の?魂のレベルで判断するということです。うん、分かりやすい。


魂のレベルで判断する方法


 「もしも余命3ヶ月と宣告されたとした場合、必要か?」

 という視点で考えてみると、魂で判断できるとありました。

「魂」の5秒テスト


 5秒間目を閉じます。その暗闇のなかで、まず一つのことを自分に問いかけます。それからまた5秒間目を閉じます。もう一つのことを自分自身に問いかける。それだけの事です。
 問いかける質問は次の二つです。

 「この社会の中で、自分の存在価値はどこにあるのか?」
 「今、自分が歩いている人生に満足できているか?



 これは、初心を忘れないために定期的にやったほうが良いとありました。夜寝る前も良し。通勤中も良し。半年ごとでもOKだそうです。

著者と孫正義の出会い


 この話があったからこそ、この本がすごく楽しく読めました。ろぐすけの好きな孫正義氏。この人と著者はとんでもなく深い絆で結ばれているそうです。


 著者は、1985年にソフトバンクの孫正義と出会いました。それぞれ、とんでもなく大きな志を持つ人たちです。お互いを認め合うのに時間は必要としませんでした。

 お互い社長だった二人ですが、意気投合しました。当時、電話回線がようやく自由化となった時代。そうは言っても殆んどがNTTの回線でした。お二方は、この価格競争の生まれない状況を何とか打破しようという大きな目標を持ちました。

 彼らの会社は当時、年商数億円というNTTから見たら小さな会社でした。当然相手にもされないかもしれませんが、お互い忙しい時間を割き、画期的な製品を開発しました。

 それがNCC・BOXという製品です。

 NCC・BOXとは簡単に言うと、電話料金を自動的に最安な経路を選択する交換機の事です。
この製品を使えば、価格次第でNTT以外の電話回線も使えるようになります。その結果、価格競争が起きて、料金が安くなり、技術も進歩するという大きな志がありました。

 著者の大久保秀夫と孫正義は、この製品を無料でばらまこうという事を考えました。当時としてはとんでもなく、大胆な発想FREEでインフラを支配し、電話回線の会社からロイヤリティをもらおうと考えたのです。とんでもなく先見の明です。

 そこでまずは白羽の矢を建てたのが現KDDIこと、稲盛和夫率いる京セラでした。

 稲盛和夫にこの製品をプレゼンすると、開口一番こう述べたそうです。

 「それ、ナンボや?50万個買うてやる」
 さすが稲盛会長です。この製品の重要性を即座に見抜きました。そして、これが普及すると自動的に安い回線が選べるようになるので、KDDIにとってはとんでもない驚異です。ですから、今のうちに大量に購入して世に出回らせないように先手を打とうと考えた結果なのだそうです。
 
 50万個だと金額にしたら50~70億円で、とんでもない利益をもたらします。
 
 しかし著者と孫正義の回答はこうでした。

 「売れません」
 
 漢です、彼らは。

 しかし京セラも引き下がりません。
 稲盛会長と京セラの大幹部からの説得交渉が始まりました。
 
 その結果、大きい物にまかれ売ることになったのです。

 宿泊施設のホテルに帰った二人。みじめなものでした。あれだけ大きな事を言っておいて、結局売ってしまったのです。

 しかし、ここからがこのお二人のスゴイところ。なんと、次の日再度京セラを訪れ、稲盛会長に商談を無しにして欲しいと直談判したそうです。当然稲盛会長も大激怒しました。カンカンです。著者も孫正義もガクガクのブルブルだったそうです。

 しかし、最後には稲盛会長も根負けし商談を破棄したとありました。

 これが、「魂」のレベルで決断した事による効果です。「心」のレベルで考えたら、やはり売るという選択になったでしょう。

★★★
 この本、こういった著者のサブストーリーがたくさん掲載されてます。
 
 企業後まもなく、幹部の社員が大量に辞めてしまい、倒産のピンチを迎えたこと。
 著者と奥様との出会いからプロポーズ。
 著者の引退後に取り組むこと。
 
 どれもこれも、本当に面白かったです。
 
 何の気なしに借りた本が、ろぐすけの一生大事にしたい一冊となりました。

いや~、本当に本は良いですねー!!

それでは、また。
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