[面白い ★★★☆☆]6000人を一瞬で変えたひと言(大越俊夫 著) - 読書の花道。

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[面白い ★★★☆☆]6000人を一瞬で変えたひと言(大越俊夫 著) はてなブックマークに追加

 1975年に、不登校児や中退生を対象にした私塾「師友塾」を作った著者。
 それから29年、6000人にもおよぶ若者ととことんつきあい、彼らの心身のケア「こころ」と「あたま」の成長をサポートしてきました。

 そんな著者がこれまで、生徒を一瞬で変えて来た言葉が多々あるそうです。そんな言葉を27個紹介したのがこちらの本です。

6000人を一瞬で変えたひと言6000人を一瞬で変えたひと言
(2003/11)
大越 俊夫

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 どの言葉も大変素晴らしいです。その中からボキが心に残った言葉を紹介していきたいと思います。

ぎりぎりの状態に自分を置くと、命のアンテナが働き出す


 直感とは、生物にとっての「命のアンテナ」だと思う。危機敵状況に直面したとき、これが働くかどうかが、大きな分かれ道となる。
(中略)
 学歴依存の社会システムでは、直感を必要としない。学校でも、直感と対極にある知識や経験ばかりを重要視し、直感の芽を摘んでしまっている。直感は鈍る一方だ。
 直感力を鍛えるにはどうすればいいか。
 何かをやろうとする時に、自分にとって「危ない」「しんどい」と思う方、危険かも知れない方に首を突っ込むようにすること。
(中略)
 崖っぷちを歩いていると、放っておいても五感が研ぎ澄まされ、命のアンテナが働いてくる。



人を妬むのは、自分が完全燃焼していないからだ


 嫉妬ほど醜い行為はない。なのに、なぜ人は嫉妬するのか。
 それは、その人が”完全燃焼”した経験がないからである。完全燃焼したことがない人は、いつもくすぶった心を抱えたまま、うまくいかない理由を正当化したり、今の自分はほんとうの自分じゃないと言い訳をしたりする。そしてあろうことか、順調に入っている人を見れば、その人をうらやみ、激しい嫉妬心を燃やすのだ。
 そもそも、人はどうして他者と自分を比較するのか。一言えいえば”自己”が確立されていないからである。自分自身がしっかりしていないから、人と比べて、その差を確かめることでしか、自分の価値を計ることができない。



必要なのは肚(はら)、それだけだ。


 人を動かすには「肚」が必要である。この事は毎日、一筋縄ではいかない子供たちと接している私の日々の実感である。無気力・無感動になった子どもを元気にできるかどうかは、まさに大人の「肚の据わり方」にかかっているのだ。
 子どもの素行がどんなに悪くとも、彼らを良くしたいと思うならば、接する大人は彼らの全てをドーンと受け止めてやることだ。
 (中略)
 私は、どんなにワルい子が来ても、彼らのことを少しも恐れないで接してきた。たとえその子が、私を脅すような態度をとったとしても、少年院に入った前歴があったとしても。
 最初の面接の時に、出されたケーキのフォークを握って私に飛びかかってきた少年がいた。彼の両親は即座に逃げたけれど、私は逃げなかった。命を捨てる覚悟くらいできている。教師が、学校が、親が投げた子供たちを預かろうというのだから。私は命がけでこの師友塾をやっているのだ。
 (中略)
 どんな子どもも、どこかに素直な優しい心を持っている。それを引き寄せるか否かは、接する者の肚次第なのだ。



二つの道があって、どちらに行こうか迷ったら、苦労の多い方を選べば、まず間違いがない


 人間がなにか行動を興すときの基準は、”善悪”ではなく”損得”あるいや”苦楽”であることが多い。師友塾にやってくる子供たちも例外ではない。得で楽な道を選んで生活派(安定した生活)”になることに執着する。
 それでは、自分の人生を生きている実感など得られるはずもない。
 (中略)
 「辛い道を選べ。そうすればひとかどの人間になれるぞ。」
 (中略)
 人生の分岐点に建ったら辛い方へ、その次も辛い方へと進み、それを乗り越えていけば、その向こうに幸せがあるのだ。
 (中略)
 安易に”手に入る幸せ”よりも”たどりつく幸せ”にこそ、大きな喜びがある。



★★★
 エピローグで献身の大切さが描かれていました。
 3年間全く動けなかったK君。その彼が突然動き出しました。表情が清々しくなり、ハキハキと自分の意見を言うようになり、来年、アメリカに留学することを決意したそうです。
 
 K君は元々、稀に見る陰鬱なネガティブ思考の青年で、表情は暗く、口を開けば低いトーンで「自分は汚い人間です。何をしてもダメです。生きている値打ちなどありません」と繰り返します。

 そんなK君を変えきっかけは、次の言葉でした。

「何かに献身すれば、能動的主体となる」

これは、新渡戸稲造の『武士道』に出てくる言葉だそうです。

 武士道には、「義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠誠」の七つの徳目がるそうです。この中の「忠誠」の解説のところで、著者は次のような話をしました。

 ■ 忠誠には、対象が必要である。
 ■ 忠誠心があれば、精神的な重圧や苦しさに耐えて、「義」が果たせる。
 ■ 「どこに死処(しにどころ)を得るか」にも通じる。
 ■ 人間に追って最も大きな喜びは、最も大事なところに自分の全存在をかけることで得られる。
 ■ 忠誠心を持って、何かに献身をすると、能動的な主体となる。
 ■ 能動的主体とは、生き生きとした自分のことである。



 この言葉を並べていると、K君は突然「献身すれば生き生きとした自分になる」ことを実感したのだそうです。

 合宿を盛り上げるために、自分のことを忘れて無我夢中で頑張っていたとき、気がつくと、今までにない「生き生きとした自分」になっていることに気付いたそうです。

 あなたは献身していますか?

それでは、また。
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2012-11-08 06:40 │ from URL

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