[うーん ★★☆☆☆]日本経済復活 一番かんたんな方法(勝間和代、宮崎哲弥、飯田泰之) - 読書の花道。

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日本経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443)日本経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443)
(2010/02/17)
勝間 和代、宮崎 哲弥 他

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 それは、お金を、どんどん、刷って、インフレに、する事です。

 はい、おしまい。

 これだけです。

 なんちて。いやでも、あながちウソじゃありません。

 今の日本経済はデフレが問題ですと。
 デフレになると、雇用カットにより失業率増えます。
 モノの値段が落ちて、ウマー!!って思っているといつか自分も切られますよ。
 だから、デフレ脱却のためにお金を刷れば、手元に入るお金が増えます。増えると余裕が出てくるのでモノを買います。すると、経済成長によりGDPが増え、給料も増え、好景気スパイラルになりますよ!

 という話です。

 あぁ、どこかで聞いたことある話。

そこまで専門用語並べるか!?


 この本、軽い気持ちで読むと痛い目に合います。
 文庫本サイズで、ページ数も200ページとすぐ読めると思うじゃないですか。でも違うのです。専門用語がバンバン飛び出してきます。池上さんが見たら赤ペンだらけですよきっと。

 一応注釈で解説がありますが、そんなのいちいち目を通してたらテンポが悪くなります。なので、でそのまま読み進めると、あら不思議、全く頭に入ってきません。まったく困った本だよ。

 どうしてここまで専門用語だらけになったかというと、経済に詳しい3者による座談会形式だからだと思いました。

 座談会で専門用語を使わずにまわりくどい話をすると「こいつ、専門用語も知らんのか」となめられますと(多分)。だから、できるだけ横文字や、専門用語をバンバン使って、相手に主導権を握られないように話しているのですね、分かります。

 これが、1対読者だったら「読者に理解して欲しいから」と言う目的がはっきりするので、もっと簡単な内容なはずです、きっと。

 座談会系の本は止めたほうが良いということが、勉強になった本でした。

 そんなけちょんけちょんに書いた本ですが、少しだけお勉強になったことがありました。それらをちょろっとだけ紹介したいと思います。

<構造改革は大変の巻>


 日本を良くするための本はたくさんあります。ろぐすけも呼んできました。その内容はどれも素晴らしい内容で、実現出来れば覇権国間違いないです。しかし、それらの本には有ることが抜け落ちています。

 それは手順です。言い換えると、実現するための手続きというもの。これが抜けてます。

 国家を動かすというのは、それはもう大変なことです。1億2000万人を、せーの!で変えれたらいいのですけど、運用する側、説明する側、システムの変更など、やることたくさんあります。

 改革を実演するための手順、これが正しく説明できない改革は、絵に描いた餅で、実現不可なのだそうです。そういった事が書かれてました。

飯田「純粋理論の世界と違って、現実の社会には慣性があります。構造を変えようといっても、今日と明日でいきなりまったく違う世界にするってことはできませんよね。

勝間「できないですよね。結局、個人が変わらないのであれば何も変わらないですから。」

飯田「ええ。更に言えば、これはもう手続き的な問題として、システムは一気に変えられないわけです。人を説得しなくてはいけないし、システムを設計しなくてはいけないし、その効果を検証しなくてはならない。だから、今年は公社の民営化、来年は〇〇業界の規制緩和といった形で順番にやっていくしかない。
(中略)
だからこそ、「最も効率的な順序」を考える必要がある。」



<ゆとり教育の期待値>


 ゆとり教育って、落ちこぼれを減らそう、として生まれたと思ってました。

 教育のレベルを下げて、脱落者を減らす。そうすれば、教育レベルの底上げが期待できる。

 そういうものかと。

 でも違ってました。

 ゆとり教育って、論理的思考型を目指していたのですって。しかも、習熟度に合わせて先生方が自由に教育できるという、システム。なるほどねー、こりゃマスコミにしてやられました。

宮崎「ゆとり教育というのは制度設計としては、決して「ゆるみ教育」を蔓延させるようなものではなかったのです。
最低限の必須学習内容をまず設定して、それ以上の部分は学習指導要領に縛られず、自由に教えて良いとするもので、それまでの斉一的・画一的な教育を根底から変えるものだった。だからこそ、習熟度別のクラス編成も可能としたのです。
ところが「ミニマル(最小限)」が世間においても、教育現場においても、「マキシマル(最大限)と誤解されて、いつの間にか学力低下の元凶になってしまった。

勝間「もともとはデータベース型教育はやめよう、ロジック型に変えようという話だったはずですよね。」

宮崎「そう。それが複合的な理由で破綻してしまった。この経験から得られる教育は、政策というのはよほど慎重に設計し、丁寧に施工していかないと頓挫する可能性があるということです。」



★★★

 タイトルがシンプルだっただけに、もっとゆるい、簡単な内容かと思ってましたが、なかなか難しかったです。もう少し成長してから読むべきだと痛感した本でした。

それでは、また。
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