[面白い ★★★☆☆]ゆるく考えよう(ちきりん 著) - 読書の花道。

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 ゆるゆるな考え方のちきりん殿が、もっと人生ゆるく考えましょう、という事を伝えるために発刊したのがこちらの本です。

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
(2011/01/20)
ちきりん

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 こちらの本のベースとなっているのが、以下のブログ。
Chikrinの日記

 ろぐすけも、半年ほど前から愛読しています。独特のゆるゆるな考え方が難しい問題に癒しを与えてくれます。

 ここで、ちきりん殿について軽く解説。

 ちきりん殿は、関西出身でバブル全盛期(1985年頃?)に証券会社で働いてました。その後、米国の大学へ留学し外資系企業で勤務。その企業を退職して今は「働かない生活」を謳歌してます。これまで、50カ国以上もの国を一人旅してきました。
 そんなちきりん殿は、2005年から「Chikirinの日記」というブログを開始。月間100万ページビュー、1日2万以上のユーザーが訪れるモンスターブログとなってます。

謎のちきりん殿


 ちきりん殿は謎の多い人物です。しかし、文章力や考え方が秀逸で、通常とは違った視点から社会を見ることができるという特技を持ってます。

 それにしても、どうしてこんなにも達観した考え方を持てるのだろう、と凄く不思議に思いました。無理やりプラスに考えて社会を皮肉っているのかな?とも考えました。

 しかし、その疑問も本書で解決。ちきりん殿は元来ネガティブ思考だったり、ちきりん殿のお母様が「よかった確認」の大天才であったり、外国への一人旅で人間の小ささを理解する、といった事が大きく影響しているそうです。

 また、ちきりん殿は、うつ病になる資格を多く持っているそうです。まじめで責任感が強い」「内省的」「心配性でネガティブな方向に考えがち」「几帳面」といったところ。一般的に、うつ病になる人は、「自分は大丈夫」と思いがち。しかし、ちきりん殿は、その逆で「放っておくとうつ病になる」という認識があったそうです。なので、うつ病の予防に気をつけてました。

 具体的には、なるべく「モノを考えない性格の人」と人付き合いするように心がけているそうです。そうすることで、ちきりん殿の思考特性である「とにかく突き詰めて考えよう!」、とする流れを絶ち切ってくれるそうな。

 ちきりん殿が、死ぬほど悩み落ち込んだ時に素晴らしい友人が掛けてくれた言葉がこれ。

「自分の失敗なんか、自分以外で覚えている人はいない。だから自分が忘れたらそれで終わりだよ」

 これは、大変納得です。ろぐすけの周りは職業柄、熟考する人が多いので、誰と話しても、誰かと過ごしても、さみしさは募ります。

■目標は低く持ちましょう。
■人生は早めに諦めよう!


 人生を早く諦めて、目標を小さく持ちましょう!というのがちきりん殿の考えです。
 その主張の理由は簡単、無駄に頑張っても時間を浪費してしまうだけだからです。

 これをろぐすけ流に解釈するとこんな感じ。

 自分のポジショニングを決める戦略には2つあります。

 1つ目は、「何でも出来る」、「オレは天才だ!」という、「自分をTOPに配置する」戦略。

 2つ目は、「オレはダメです。ミドリムシ以下です。」という「自分をBOTTOMに配置する」戦略。

 前者の場合、大半の人は社会の荒波に揉まれ徐々に自分を下へ下へと配置転換することになります。その結果、待っているのは自分に自信が持てない人間です。その反面、上に残った人はとんでもなく大きなことができます。
ハイリスク・ハイリターンです。

 後者の場合、上に登るか現状維持しかありません。そのため、ちょっと上へ行くだけでも自信がつきます。現状維持でも特にデメリットはありません。また、上に登ってまた下に落ちたとしても、下の状態を知っているので、未知の不安は少ないです。その反面、頂点へ上り詰める可能性は低いです。
ローリスク・ローリターンです。

 で、ちきりん殿が言いたいのは、人間界において、少なくとも日本社会では、後者の「自分をBOTTOMに配置する」戦略を取るほうが人生を楽しめますよ!という事なんだと思います。

■仕事・家庭・趣味「3x3分割図」で人生設計


 人生の時間の使い方には大きく括ると「仕事」「趣味」「家庭」の3つがあります。この3つを同時期に全て選ぶのは非常に困難だとありました。

 そのため、大半の人はこの中から二つ選んでいるそうです。

<ひとつだけ選んだ場合>
 仕事のみを選ぶ → 猛烈サラリーマン(サラリーウーマン)
 家庭のみを選ぶ → 大家族同居の専業主婦(主夫)
 趣味のみを選ぶ → ニート、大金持ちの息子など

<ふたつを選んだ場合>
 仕事+家庭 → キャリアウーマン、共働きで加地を分担する夫
 家庭+趣味 → 優雅なセレブ主婦
 仕事+趣味 → ディンクス夫婦(共働きで子どもがいない夫婦)

 この三つのグループを視覚的に分かりやすく図形化したのが、ちきりん殿が提唱する「3x3分割図」です。それがこれ。
人生3x3分割図

 このマスに「仕事」「趣味」「家庭」を埋める事で、どこにどれだけ時間を掛けられるかが把握できます。以下に、本書に書かれていた例を紹介しておきます。

<猛烈サラリーマンの場合>
猛烈サラリーマン_3x3分割図

<家事に協力的な共働きの夫>
家事に協力的な共働き夫_3x3分割図

<趣味に生きる人>
趣味に生きる人_3x3分割図

<働くお母さん>
働くお母さん_3x3分割図

■大事なモノはコストで決めない


 居住用不動産を「購入か、賃貸か」という議論をよく見かけるけど、その大半が「お金の比較」じゃないですか。これについて、ちきりん殿は違和感を覚えるそうです。
 
 「自分の住み家って、大事じゃないの?」と思うからだそうです。

 そもそも、友達とか結婚相手をコストで選んだりはしませんよね。なので、人は一定以上の重要なことはコスト以外で選ぶべきだ、というのがちきりん殿の考え方です。

 ちきりん殿も、マンションか賃貸かを選ぶときに非経済面で重要視したのが「自由度」なのだそうです。自由度で見比べるとマンションの方が何でも出来ますよね。だから、マンションを購入したと言ってました。

■インプットを最小化する


 その昔、ブラジル農業では収穫を増やすための方法として作付面積を増やす事、という考え方が一般的だったそうです。しかしそこに日系移住民が居住することになった時イノベーションが起きました。「同じ作付面積から収穫を増やす方法」という方法を日系移住民が持ち込んだからです。

 日本ではご存知のとおり、ブラジルのように簡単に土地を拡大することなんて出来ません。ですから、作付面積を拡大するよりも密度を上げるという考え方が生まれました。これが「同じ作付面積から収穫を増やす方法」です。

 ではなぜブラジルでは日本のような発想が出なかったのでしょうか。それは、土地が広いからだそうです。いくらでも土地を拡大することが出来たので、足りないなら面積を増やせばよいという発想しか生まれませんでした。

 どうしてこのような話をしたかといいますと、インプットに制限があるとアウトプットの生産性が上がるという事を伝えるためなんです。

 ブラジルの土地を拡大するという方法は、アウトプットを増やすにはインプットを増やせば良いと考えたことです。日本の効率を上げるという方法は、インプットを変えられないなら効率よくアウトプットを増やそうと考えたことです。

 両者の違いは、インプットに制限があるかどうかなんですね。では一体、この話が何に繋がるかと言いますと、それは仕事の効率化についてです。同じインプットでアウトプットの効率を上げようとするならば、日本のようにインプットに制限を設ければ良いのです。つまり、インプット=時間、アウトプット=成果、と考えた場合時間を制限することです。残業すればOK、とか徹夜するかぁ、とか最初からそのような気持ちだと、といつまでたっても成果は上がりませんよ、という事です。

 ちきりん殿はブラジルの日系移民の歴史に関する博物館に行き、日本とブラジルの農業の違いに気づき、インプット最小化の法則に気付いたそうです。

 まったく凄い人だよちきりん殿は。やれやれだぜ。

★★★ ← この印で切るのがちきりん流!いつの間にかパクッてしまいました!

 ちきりん殿は最初男性かと思ってました。ちきりん似顔絵も見た上でです。メガネを掛けた若いディレクターっぽい人かと思っていたのです。しかし、ブログを読み進めるうちに女性のうような言動を見かけるようになりました。で、グーグルさんに聞いてみると、女性でした・・・。ガハハハハーー!

そんじゃーねー!!
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