[神 ★★★★★★]マリアビートル(伊坂幸太郎 著) - 読書の花道。

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 まず、面白い本の定義から。

 面白い本ってどんな本でしょうか。

 笑える本?

 違う!

 泣ける本?

 違う!!

 それは、興奮する本です。

 興奮するとは、鼻血が出るとか走り回るとか、そういうのじゃないです。読みながら、続きが気になり読んでいる箇所よりも数行先を同時に読んでいる状態の事です。目よりも脳みその目みたいなものが常に先走っている。そんな状態。ろぐすけはこれを「ゾーンに入った」と呼んでます。この状態になると、集中力ががぜん増します。どんだけ読んでも全く疲れません。時間の流れなんて無視です。本の中に入ってるのです。

 そんな本に久しぶりに出会いました。いつ以来かな、こんなにも興奮したのは。
マリアビートルマリアビートル
(2010/09/23)
伊坂 幸太郎

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ゴールデンスランバーに匹敵する面白さ!!


 伊坂幸太郎の本の中で最高傑作と言えばもちろん「ゴールデンスランバー」です。これには誰も異論はないでしょう。その史上最高傑作の本にこの本は匹敵する面白さです!
 いや、ある一瞬だけを見れば王者を凌駕しているかもしれません!それほどに面白い本なのですよ、これが。

 では一体何が面白いのかと。面白い、面白い、って叫んでるだけで伝わると思ったら大間違いだぞろぐすけよ、と。

 いいでしょう、その疑問にお答えしましょう。

マリアビートルの面白さ


 この本の面白さはズバリ「悪者ざまぁ!」を見たいという期待感に満ち溢れていることです。

 あまり言うとネタバレになるので深くは語りませんが、この本にはとんでもない悪者が登場します。その悪者っぷりと言ったら、フリーザ様も真っ青な出来栄え。よくもまぁここまでひねくれたもんだ、お見事としか言いようがない。そんな悪者が登場するのです。

 その悪者が倒されるところを見たい!

 期待に応えて!、、、ねぇ、早く答えてよぅ!!

 という期待感だけで、460ページを4時間かけて一気読みさせてくれる本なのです。

さらりとした内容紹介


 舞台は新幹線。東京発の盛岡行き。新幹線には死体が2体。乗り合わせた暗殺者3人。それから天才中学生の王子とアル中のおっさん木村。

 暗殺者は2組。1組は蜜柑と檸檬の最強コンビ。業界でその名を知らない者はいない。もう一組は七尾。通称てんとう虫君で最悪の運の持ち主。

 檸檬と蜜柑は盛岡にいる業界最大勢力を持った峰岸良夫からある仕事を頼まれた。それは、峰岸の一人息子が悪の組織に拉致されたので救出してほしい、という依頼だ。一人息子のほかに謎のトランクも奪われたのでそれも取り返してほしい。まとめると、銃を持った10人以上の組織に行き、息子とトランクを無事に取り返してほしい、という”簡単”な依頼だ。

 蜜柑と檸檬は、その仕事を成し遂げ、現在新幹線で峰岸の元へ向かっている途中である。
 蜜柑、檸檬、息子の3人は席に座ってる。
 蜜柑は檸檬に問う。「トランクはどうした?」と。
 檸檬は答える。「俺は頭がいいからな、電車間の接地点に隠しておいた」と。

 ばかな。
 あのトランクがないと、確実に峰岸に殺される。
 探しに行く蜜柑と檸檬。
 息子を置いてけぼりでね。

 一方の七尾は。
 七尾は相棒の真莉亜から電話で簡単な仕事を依頼された。
 それは、あるトランクを盗むという仕事だ。
 ツキの無さは天下一品の七尾はなんとかトランクを見つけ出す。
 そして、次の駅で降りる予定であった。
 しかし、到着した駅で会いたくない相手と出会ってしまう。
 狼だ。
 狼も危ない業界ではちょっとは知れた名ではあるが、女子供など弱者だけを狙う小物だ。
 一度、七尾は頭にきて狼をブッ飛ばしたことがあった。
 その狼と出会ってしまった。
 七尾に気付いた狼は七尾を電車に押し戻す。
 そう、七尾は電車の中に戻ってしまったのだった。
 なんということでしょう、
 七尾はミッションを成し遂げたのに、関係のない人物に邪魔されちゃったのだった。
 電車はまだまだ続く。

 アル中のおっさんである木村には一人息子の少年の渉君がいる。
 しかしその渉君は今病院で昏睡中だ。
 それは、中学生にビルから落とされたためだ。
 その中学生に復讐するべく木村は今新幹線にいる。
 銃を持って。
 すぐ近くににっくき中学生がいる。中学生の名前は王子。
 めちゃくちゃにしてやるぜぇ、と木村は思う。
 そんな時、目の前が真っ暗になる。
 なんだ、どうした。
 スタンガンだ。
 王子は護身用のスタンガンを常に持ち歩いている。
 その木村をスタンガンでおねんねにしたのだ。
 王子は非常に頭が切れる。
 人を支配させる術に関しては14歳にして天才的だ。
 そんな王子による木村の調教が始まる。

★★★
 この本は登場人物ごとに場面が切り替わります。木村→蜜柑&檸檬→七尾→王子→木村、といった感じで。各人間の心の描写が非常に面白いです。どうか、みなさんぜひ読んでくださいませ。

それでは、また。
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