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これ。

動機 (文春文庫)動機 (文春文庫)
(2002/11)
横山 秀夫

商品詳細を見る


85点。
(容疑者Xの献身=100点)

これは面白い。

短編小説と言うことでがっかりしたのだけど、どうしてどうして。
本当に面白い。

まず、「動機」
主人公はキャリアの貝瀬(だったかな)。
日ごろから、仕事を終えた警察官が重要な警察手帳を持って
帰るというのは、やばいんじゃね?と考えていた。
紛失したらどうすんの。
警察官の数だけ紛失するリスクがあるというのはやばくね?と。

そこで考えたのが「人類警察手帳一括保持計画」だ。

これは、警察官が帰るとき親分に警察手帳を預けておいて、
金庫に保管すると言う作戦のこと。

なるほど。

確かにこれなら紛失するリスクは無くなるね。
だがしかし。

なんと、その金庫の中の警察手帳がまとめて無くなってしまったのさ。

警察としてもとんでもない失態なので、ダメだこりゃ、この作戦考えた
貝瀬クビだクビ、と上層部の人が考えていた。

貝瀬としてもやっきゼロ戦だ。

だが、ここで不思議に思う。

警察手帳は警察署の中に保管されている。
それなのに盗まれた。
果たして外部の人間に可能だろうか?

ここから、内部犯なんじゃないの?
と貝瀬が動き出す。

しかし与えられた時間は二日。

しかも貝瀬一人で。

これまで管理職しかした事が無かった貝瀬に犯人が
見つけられるのだろうか。


次に、「逆転の夏」
本書、最大最高のストーリー。

ここまで引き込まれた作品を見た事が無い。

短編というのが悔やまれる。

もう少し話を伸ばして上下二冊に出来なかっただろうか。

物語は、殺人を犯した山本が出所し働くということろから始まる。
しかし突如、名も知らぬ男から殺人代行を依頼された。

「バカが、そんな話誰が聞くか。アホアホ、べんべろべー」
とタカをくくっていた山本だったが、いつしかその依頼に引き込まれる事に。

その犯罪計画は完全犯罪であった。

よく映画とかで暗殺者が依頼で人を殺すが、なぜそのような
職業が成り立つのか不思議に思ったりしないだろうか。

しかしそれが成り立つのは、殺人事件の中で一番検挙率が低い
「流れ」と呼ばれる殺人方法だからだ。

流れとは、面識も無い人を流れよった地方でいきなり殺す事。

よって、被害者の面識があった人間を調べる調査方法では
到底辿り着くはずも無い。

だから、暗殺者は捕まらない。と、これはあんまりこの
ストーリーと関係ないんだけど、ちょっと関係あったりもする。

お風呂入りたかったけど、その前に数ページ読もうと思って
目を通したら最後まで読んじった、そんな作品である。


三番目は、「ネタ元」
これは、最後あんまり驚きが少ない。

つまり普通の作品。

新聞記者(だったかな)の主人公何とかっていう女性が
主人公のお話。

ある殺人事件の記事を書きたくて、色々かぎまわるが
あんまりいいネタが集まらない。

周りもバカばっか。

その時飛び込んできた引き抜きのお話。

そこから、ストーリーが加速し、最後あっけらかんと終わる。

読む人が新聞記者の関係者だったら面白いのかな。


最後は、「密室の人」
このストーリ、最後まったく意味不明だった。

その先を知りたいのに、中途半端に終わってしまう。

もしかしてオレの頭が悪いせい?
それともみんな同じ意見?

カンベンしてくれよタモさーん。

物語は、裁判長が裁判中に居眠りしているところから始まる。
「裁判中に居眠りとはけしからん!」と思うけど、
裁判官ならみんなそんな経験あるらしい、本文中にそう書いてあった。

その裁判官が居眠りしたせいで、マスコミに
訴えられようとするのだけど、それを食い止めたい、
でもどうやって?といったのらりくらりの話が中心となる。

一般人からしたら、
「それってそんなに大変な事なの?」
と聞きたくなるけど、きっと大変なんだろうね。

そういう風評に。

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