[感想] 「ハゲタカ(下)」 真山仁著 - 読書の花道。

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これ。
ハゲタカ〈下〉ハゲタカ〈下〉
(2004/12)
真山 仁

商品詳細を見る


前回、「ハゲタカ(下)」について何もコメントできなかったので改めて。

この「ハゲタカ(下)」も金融が中心。
オレには何のこっちゃ。

しかし、時折出てくる、人間同士の駆け引きなどは、読んでて面白い。

また、この作品の良かったところは、ある買収劇とか駆け引きの結果が
新聞の記事で伝えられることだ。

新聞の記事は、良く目にする経済新聞のような内容なので、
親近感が沸く。
また、新聞が伝える記事の裏側でこんなことが巻き起こっているとか思うと
ちょっと楽しい。

ではでは、ハゲタカ(下)のストーリーを伝えようと思ふ。


最初は、太陽製菓という会社が中心。
この太陽製菓、創設者の家系が仕切っており、傲慢な経営体質となっている。
かなりのゴミだ。

その太陽製菓、三葉銀行からたくさんのお金を借りているが
返済はちょっとずつしか返せない状況だ。

そこに目をつけた、「ホライズン・キャピタル」の日本人社長である鷲津が
飯島にお願いして、三葉が持っている太陽製菓の借金を打ってくださいとお願いする。
この借金の事を債権と呼ぶ。
(債権=借金の返済を要求できる権利らしい)

あれ、飯島って誰だっけ。

飯島とは、三葉銀行の人間で結構えらい。
しかも、大阪の商人で商売がうまい。
大阪弁。金融関係に強く、情報通。
元、茂野の上司。

あれ、茂野って誰だっけ。

茂野とは、この作品の準主役であるおっさん。
元三葉銀行の社員。
まぁまぁな力を持っている。
でも、理不尽な転勤要請が嫌で辞めた。
その後、幼馴染の何とかっていうやつが経営するスーパーのアドバイス役
みたいな職に就き成功。名前が売れてくる。
(アドバイス役ー=ターンアラウンド・マネージャーの事で企業再生家と呼ばれる)

話を戻して、太陽製菓の借金を手に入れた鷲津は、太陽製菓に赴く。
しかし、うわさどおり、太陽製菓の経営陣はクソばっかりで、
腹立つ。

そこで、借金を返せ、無理、だったら会社差し押さえる、だめ、といった
押し問答があり、最終的に鷲津が勝つ。

その鮮やかな勝ち方と、
勝つまでの過程、
勝つちょっと前の15分で40億以上のお金を保証書つきで用意
しなければいけなくなる状況など、
この辺りが一番面白い。

そして、太陽製菓を手に入れた鷲津が次に狙うは、悲劇のヒロイン
貴子さんのミカドホテル。

あれ、貴子さんて誰だっけ。

貴子さんとは、日本で結構有名なミカドホテルの経営者。
本当は、頑固一徹な父、重久が経営者だったのだけど、
いろいろあって貴子さんが経営者となる。

でもやっぱりミカドホテルの経営状況は厳しく、お金借りまくり状態。
そしていつの間にか、茂野を企業再生家として手を組んでいる。

ここで、3人の運命がはじめて交錯する。
ここからが、本作品の開始と言っても良い。

果たして、鷲津がなぜミカドホテルに個室するのか、
なぜ茂野は登場機会が少ないのか、
なぜ貴子さんは貴子さんと呼ばれるのか、
この辺の謎がここからゆっくりと紐解かれていく。


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